《アトリエ50》は、公演を終了いたしました。
劇場においでいただいた方、応援してくださった方、ありがとうございました。

アトリエ憲章

文学座アトリエ50周年記念
11月/12月アトリエの会

(財)東京都歴史文化財団創造活動支援事業

エレファント・マン
The Elephant Man


作/バーナード・ポメランス
訳/山崎正和    演出/北 則昭


19世紀末のロンドン。生まれながらの畸形のため
“エレファント・マン(象人間)”と呼ばれた
実在の人物ジョン・メリックの数奇な運命。
日本では劇団四季により初演され、
 1980年にはデビット・リンチ監督により映画化され、大ヒットした作品。
文学座や外部での多くの舞台で演出助手として経験を積んだ
北 則昭が演出家としてデビューします。

配 役  物 語  どんな舞台?

出演:
古坂るみ子・東 幸枝・姜 由美・中村文重
川辺久造・林 秀樹・押切英希・田中明生・大場泰正・木津誠之

:スタッフ:
美術
……
石井強司
照明
……
中山奈美
音楽
……
川崎絵都夫
音響効果
……
深川定次
衣裳
……
宮本宣子
舞台監督
……
今村由香
チーフスタッフ
……
中野志朗
 
2000年11月18日(土)〜12月19日(火)

公演スケジュール●A・・マイシスターインディスハウス/B・・エレファント・マン/C・・ザ・ウィアー

※各公演とも売切れの日時がございます。※
必ず文学座までお問合せの上、ご予約をお願いいたします。
11月 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2:00 / / / / / / / /
7:00 / / / / / / /

12月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
2:00 / / /
7:00 / / / /
☆は、有志による自主企画公演『蝶のやうな私の郷愁』『ひとり芝居 森の石松』を上演します(有料)
詳細は森さゆ里の個人サイトでどうぞ



信濃町・文学座アトリエ(ここをクリックすると地図が出ます)

前売・予約開始●10月10日(火)
臨時会員券●前売・電話予約3500円(税込・全席指定)/当日3800円(税込・全席指定)
チケット取り扱い●文学座 ●チケットぴあ 03−5237−9988
お問合せ●文学座 03−3351−7265(10時〜18時/日曜・祝祭日を除く)



【 配 役 】
フレデリック・トリーヴズ
田中明生
カー・ゴム
林 秀樹
ロス
川辺久造
ジョン・メリック
大場泰正
三人の「とんがり頭」
東 幸枝
姜 由美
中村文重
ベルギーの警官
押切英希
ロンドンの警官
林 秀樹
ブリュッセルの博覧会場の男
木津誠之
オステンド・ロンドン間の汽船連絡列車の車掌
田中明生
ウォルシャム・ハウ司教
押切英希
ロンドン病院の門番
川辺久造
門番スノーク
木津誠之
ケンドール夫人
古坂るみ子
公爵夫人
姜 由美
伯爵夫人
中村文重
アレクサンドラ王女
東 幸枝
ジョン卿
川辺久造
看護婦ミス・サンドイッチ
東 幸枝

【 物 語 】

一つ前の世紀末、その身体的奇形により「エレファント・マン」と呼ばれたジョン・メリックは、
医師フレデリック・トリーヴズによって、ホワイトチャペル通りにあるロンドン病院に保護された。
医師トリーヴズは偏見と差別を克服する知性により、
慈悲という布でメリックという鏡を磨き続けたが、
・・・・結果その鏡に写し出された彼自身の姿は、近代人の病に苛まれた
外見上は正常に見える一個のグロテスクな標本であった。



【どんな舞台?】

舞台となる「病院」は、いつの時代にも社会、科学、宗教を象徴する場である。
そして今、「エレファント・マン」の史実から100年後、
繁栄の20世紀日本を支えてきた、「社会、科学、宗教」に対する私たち日本人の信頼は、
世紀末最後の年を迎え、そのまま「悲惨、無知、悪徳」に置き換えられるほど疲弊し、
まさに世紀末的状況を呈している。
このグロテスクな時代に個人がピュアに生きることなど、
不治の病に犯され現実から隔絶された病室のベッドの上で過ごす、
死に至るまでの最後の時間にしか可能でないのかも知れない。
「エレファント・マン」という奇形化した身体は、
現代を生きる私達の精神の逆説そのものである。
(北 則昭)

『エレファント・マン』もまた、19世紀末のイギリスに実在した人間たちのドラマです。
全身的な奇形に生まれついたジョン・メリックは、親に捨てられ、
「エレファント・マン(象人間)」と呼ばれて見世物小屋を転々とし、
やがてロンドン病院の優秀な外科医フレデリック・トリーヴスに救われて隔離病棟にかくまわれます。
初めは医学的な研究対象にすぎなかったメリックに、豊かな知性と純粋な精神が輝いていることを知り、
医師とメリックとの間に人間同士の深いふれあいが育っていきます。
その一部始終を記録したトリーヴスの著書をもとに、
作者バーナード・ポメランスはこの『エレファント・マン』を書き上げました。
ロンドン初演後、ブロードウェイでもロングラン、1979年にトニー賞の最優秀演劇賞を受賞、
我が国では劇団四季が80年に上演して評判を呼びました。
また、同じ80年には映画版の『エレファント・マン』も製作されて大ヒット、
我が国ばかりでなく全世界的にこの物語の存在を知らしめたのです。
メリックの大場泰正、トリーヴスの田中明生
メリックに多大な影響を及ぼす舞台女優ケンドール夫人の古坂るみ子など、
文学座ならではのバラエティに富んだ布陣。
文学座初演出となる北 則昭が、この名作を得てどんなデビューを果たすかもまことに楽しみです。



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