2000.04.05.新設
2000.06.26.更新


《心破れて》は、公演を終了いたしました。
劇場においでいただいた方、応援してくださった方、ありがとうございました。



2000年文学座6月アトリエの会     アトリエ50周年記念公演

 心破れて 
作:ジョン・フォード
訳:小田島雄志
演出:小林勝也


2000.06.22
!追加公演決定!
6月25日(
) 18:15開演(信濃町・文学座アトリエ)
詳しくはお電話でお問い合せ下さい。
文学座03−3351−7265


他の公演日は全日、売り切れ・キャンセル待ちとなっていますので
是非、追加公演をご利用下さい。



ここをクリックするとチラシの拡大版がごらんいただけます。
(122KBあります。ご注意ください。)

《稽古場通信》は高橋紀恵の個人ページからどうぞ。

【公演会場】信濃町文学座アトリエ(信濃町or四谷三丁目、徒歩5分)

【上演期間】2000年
6月15日(木)〜25日(日)

6月 15日
(木)
16日
(金)
17日
(土)
18日
(日)
19日
(月)
20日
(火)
21日
(水)
22日
(木)
23日
(金)
24日
(土)
25日
(日)
2:00
7:00

出演
寺田路恵・・・塩田朋子・・・八十川真由野・・・高橋紀恵・・・鬼頭典子・・・浅海彩子
早坂直家・・・石川 武・・・加納朋之・・・高橋耕次郎・・・今井朋彦・・・古川悦史
鈴木弘秋・・・佐藤 淳・・・松井 工・・・粟野史洋・・・鍛治直人・・・助川嘉隆

出演者変更のお知らせ

寺田路恵は稽古中のけがにより、出演が不可能となりました。
よってカランサ役は鬼頭典子に交代いたします。
それに伴い鬼頭典子のフィリーマ役は、目黒未奈追加配役といたします。

2000年6月12日

 
  美術…………神田 真
   照明…………中山奈美
音響効果…………深川定次
    音楽…………奥井奈緒子
   編曲…………森藤晶司
   衣裳…………倉橋里衣
    振付…………平田あけみ
舞台監督…………富田稔英
    制作…………伊藤正道 


今公演で作曲をしてくださる奥井奈緒子さんのホームページはこちらへどうぞ。

お問合せ●文学座 03−3351−7265(10時〜18時/日曜・祝祭日を除く)
配 役
物 語
どんな舞台?


【 配 役 】


アミクラス(スパルタ王)………………………………鈴木弘秋
カランサ(アミクラスの娘、王位継承者)……………・(寺田路恵→)鬼頭典子
ニャーカス(アルゴス公)……………………………・加納朋之
アミラス(ニャーカスの友)……………………………・鍛治直人
アーモスティーズ(顧問官)……………………………石川 武  
イソクリーズ(寵臣、アーモスティーズの甥)…………今井朋彦
プロフィラス(イソクリーズの友)………………………松井 工 
   ペンシア(イソクリーズの双子の妹)…………………・八十川真由野
   バッサニーズ(貴族、ペンシアの夫)…………………・高橋耕次郎  
グローシス(老婦人、ペンシアのしつけ係)………・…塩田朋子
クロトロン(顧問官)……………………………………助川嘉隆
オージラス(クロトロンの息子)………………………古川悦史
ユーフレーニア(侍女、クロトロンの娘)………………・高橋紀恵
レモフィル(廷臣)………………………………………佐藤 淳 
グロニアス(廷臣)………………………………………粟野史洋
クリスタラ(侍女)………………………………………浅海彩子
フィリーマ(侍女)………………………………………(鬼頭典子→)目黒未奈
テクニカス(哲学者)……………………………………早坂直家



【 物 語 】
舞台はスパルタ。幾たびも繰り返される戦争。
スパルタは若き将軍イソクリーズの勲功により大勝利をおさめた。

イソクリーズの双子の妹ペンシアは顧問官クロトロンの息子オージラスと愛を誓い合っていたが、
互いの父親同士が仇敵であったため、兄イソクリーズの企てにより、
身分も財産もオージラスを越えた貴族バッサニーズと強引に結婚させられた。

傷心のオージラスは身分を隠し、哲学者テクニカスの元で精神世界を学ぶ傍ら、
恋人ペンシアへの思いを深め、行く末を見守った。

一方、イソクリーズは復讐を果たし栄光をおさめた裏側で妹への自責の念にあえぎ、
またスパルタ王の娘カランサへの届かぬ思慕の情に耐えかねていた。

イソクリーズ、ペンシア、オージラス、カランサ。
心破れた四つの歯車は軌道を失い悲劇の核心へと勢いを強めていく。



【どんな舞台?】

7月8日、信濃町に、間口六間奥行二間の舞台つき、チュードル風のアトリエ落成。
設計伊藤義次。工費250万円。新劇団が自分の稽古場を持つのは、これが嚆矢。――「文学座五十年史」より。

1950年(昭和25年)に落成した我らがアトリエは、半世紀の風雪に耐えながら多くの舞台を生み出し、多くの人材を育ててくれました。
そのアトリエに万感の敬意を表して、今年のアトリエの会は「アトリエ50周年記念公演」と銘打ち、四作品の上演を決定しました。

まずは、ジョン・フォード=作、小田島雄志=訳、小休勝也=演出『心破れて』
――6月15日開幕、ほぽ30年ぶりの“エリザベス朝演劇”の復活です。
衝撃の舞合が今でも語りぐさになっている、同じ作者の『あわれ彼女は娼婦』が初演されたのは1970年。
翌年にはミドルトン&ロウリイの『チェインジリング』とウェブスターの『白い悪魔』が上演され、
それらの集大成として72年に「シェイクスピア・フェスティバル」が催されました。
『トロイラスとクレシダ』『ハムレット』『ロミオとジュリェット』の三作品で飾ったこの催しは、
その後のシェイクスピア・ブームの先駆けともなる一大イベントでした。

さて今回の『心破れて』ですが、まずその粗筋を簡単にご説明しておきましょう。

スパルタの名門の娘ペンシアはオージラスと恋仲だったが、兄イソクリーズの野望のためバッサニーズと結婚させられている。
オージラスは変装して復讐をたくらむ。
イソクリーズは戦いに勝利して遠征から帰るが、勝利の悲哀を知り憂愁にとざされる。
そして王女カランサを愛しはしめる。
ペンシアもまた、病的に嫉妬深い夫バッサニーズに悩まされると同時に、より深い苦悩に心身をさいなまれている。
彼女は心の夫オージラスに対して精神的不貞の罪を犯していると信じているのだ。
復讐、嫉妬、至上の愛――残酷な運命に引き裂かれ、苦悩と傷心を抱える人々に、やがて流血の悲劇が襲いかかリ…。

『心破れて』は1629年に書かれたジョン・フォードの代表作。
この作品を『傷心』の題で翻訳した佐竹龍照氏の言葉を借りれば
「フォードの悲劇は外面的な行動よりはむしろ内面的な心理の分析にあるといえる。
頽廃期にみられる憂愁の美は『傷心』において見事に結実し、演劇のみがもつ美の世界が示されている」
とのこと。
久々のエリザベス朝演劇――『あわれ彼女は娼婦』に主演した小林勝也がどんな鮮烈な舞台を見せてくれるのかも大変に楽しみです。

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