《アトリエ50》は、公演を終了いたしました。
劇場においでいただいた方、応援してくださった方、ありがとうございました。

アトリエ憲章

文学座アトリエ50周年記念
11月/12月アトリエの会

(財)東京都歴史文化財団創造活動支援事業
 
マイ シスター イン ディス ハウス
MySisterInThisHouse


2001.02.03

目黒未奈、第8回読売演劇大賞 杉村春子賞受賞!
2000年6月アトリエの会「心破れて」のフィリーマ役、2000年11月/12月アトリエの会「マイ シスター イン ディス ハウス」のクリスティーヌ役の演技に対し、目黒未奈が杉村春子賞を受賞しました。
杉村春子賞は、文学座の創立メンバーで、文学座ばかりでなく日本の演劇界のリーダーとして活躍、1997年4月に逝去した故杉村春子の業績を顕彰し、3年前の第6回読売演劇大賞から創設された賞です。一昨年は宮本裕子氏、昨年は歌舞伎の市川新之助氏が受賞しました。若手演劇人の育成に力を注いだ杉村春子の遺志を尊重し、新人賞的な意味合いを持つ賞です。

『マイ シスター イン ディス ハウス』第8回読売演劇大賞を3部門で受賞。
2000年11月/12月アトリエの会「マイ シスター イン ディス ハウス」が下記の3部門で優秀賞を受賞しました。
優秀作品賞
優秀演出家賞高瀬久男
優秀女優賞目黒未奈)《目黒未奈は、杉村春子賞と合わせて受賞しました》


作/ウェンディ・ケッセルマン
訳/芦沢    演出/高瀬久男


貧しくも無垢な女中の姉妹と主人の母と娘。
閉ざされたこの家で、やがて起こる血塗られた惨劇。
実際におきた事件に材をとり、多くの賞に輝いた衝撃の問題作。
劇作家であると同時に、作曲家・作詞家としても知られるケッセルマン、初期の代表作。

配 役   物 語  どんな舞台?

出演:
赤司まり子・目黒未奈・山谷典子・大野容子

(声の出演・飯沼 慧/坂部文昭/青木勇二)


:スタッフ:
美術
……
石井強司
照明
……
金 英秀
音楽
……
車川知寿子
音響効果
……
望月 勲
衣裳
……
出川淳子
舞台監督
……
神田 真
チーフスタッフ
……
加瀬幸恵


2000年11月15日(水)〜12月17日(日)

公演スケジュール●A・・マイシスターインディスハウス/B・・エレファント・マン/C・・ザ・ウィアー

※各公演とも売切れの日時がございます。※
必ず文学座までお問合せの上、ご予約をお願いいたします。

11月 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2:00 / / / / / / / /
7:00 / / / / / / /

12月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
2:00 / / /
7:00 / / / /
☆は、有志による自主企画公演『蝶のやうな私の郷愁』『ひとり芝居 森の石松』を上演します(有料)
詳細は森さゆ里の個人サイトでどうぞ



信濃町・文学座アトリエ(ここをクリックすると地図が出ます)

前売・予約開始●10月10日(火)
臨時会員券●前売・電話予約3500円(税込・全席指定)/当日3800円(税込・全席指定)
チケット取り扱い●文学座 ●チケットぴあ 03−5237−9988
お問合せ●文学座 03−3351−7265(10時〜18時/日曜・祝祭日を除く)


【 配 役 】
クリスティーヌ
目黒未奈
妹レア
山谷典子
ダンザール夫人
赤司まり子
娘イザベル
大野容子
(声の出演)
写真屋の声
坂部文昭
検死官の声
青木勇二
判事の声
飯沼 慧

【 物 語 】

クリスティーヌとレアの姉妹は、
ダンザール夫人とその娘イザベラが二人で住む家に一緒に奉公することになった。
姉妹の母親は、二人を小さい時から修道院に入れ、
大きくなってからは女中奉公をさせ、金を得ている。
二人に自由はない。
が、このダンザール家では、信頼を得、大切に扱われ、
二人にとっては満足できる環境であった。
しかし、四人の女性は、それぞれに孤独である。
いつしか四人の蜜月は猜疑心と恐怖に彩られ始める。そして・・・。

【どんな舞台?】

1933年2月、フランスはル・マン市において事件は起きた。
クリスティーヌ、レアという姉妹の女中が、
7年間も忠実に仕えた女主人とその娘を残虐に殺害したのである。
ジャン・ジュネはその事件を題材に「女中たち」を書いた。そしてケッセルマンも。
何故殺人を犯すに到ったか?
ケッセルマンはそれを解き明かすべく、二人の女中を中心に濃密な時間を作り上げた。
そして、その時間の流れの中に見えてくるものは―――
孤独、そして様々な抑圧。破滅をもってしか終わりようがなかった人間関係。
見えざる心の闇が、希望のない時間の積み重ねが、
時を越えて、現代を生きる私達の心を静かに揺さぶる。
(高瀬久男)

若い女中姉妹が、残虐な殺人を犯した。
この事件にインスピレーションを得て書かれたジャン・ジュネの『女中たち』(63年、文学座アトリエの会で上演)は有名です。
しかし『女中たち』に描かれているのはあくまでもジュネ独自の不条理の世界で、事件そのものを想わせる描写はありません。
一方、今回の『マイ・シスター・イン・ディス・ハウス』には惨劇に至る経過がよりリアルに描かれています。
貧しく無垢な女中姉妹は、何故殺人を犯すに到ったのか?
演出の高瀬久男が言うように「孤独、そして様々な抑圧。破滅をもってしか終わりようがなかった人間関係。
見えざる心の闇が、希望のない時間の積み重ねが、時を越えて、現代を生きる私達の心を静かに揺さぶる」のです。
なおこの作品は1980年度のスーザン・スミス・ブラックバーン賞及び、
「ニュー・ドラマティスツ」誌が最も有望な戯曲に贈る同年度のプレイビル賞を受賞しました。
女性劇作家の手になる現代悲劇、4人の女優たちが紡ぎだす濃密なドラマに、どうぞご期待を!


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