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ジャック
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小林勝也
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ブレンダン
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中村彰男
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ジム
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粟野史洋
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フインバー
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斎藤志郎
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ヴァレリー
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山崎美貴
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【 物 語 】
舞台はアイルランド西北部の田舎町の小さなバー。
いつもは常連の男達しか寄り付かないこの店に、
ある日首都ダブリンから越してきた若い女性、ヴァレリーがやって来る。
バーの壁にかかっていた古い堰の写真がきっかけになって、
男達はかわるがわる奇妙な体験談を話し始めた。
そしてヴァレリーの口からも、深く胸の内に沈めていた過去の「物語」が・・・
【どんな舞台?】
僕らが暮らしている この現実世界の地中深くには
数えきれないほどの 癒されない魂がひそんでいて
時にそのまわりにお祭り好きの妖精どもが集まり
魂達の心の傷を酒の肴に おもしろおかしく語り騒ぐ
酒の肴にされることで魂は息を吹き 妖精の歌にあわせて思いのたけをぶちまける
この酒宴のどさくさに ぶらり立ち寄った客人の心の氷も解けるのだ
ここはアイルランドの片田舎 とびきり話好きのおじさん妖精たちが
鈍色の人生をあやしく彩る「物語」の競演に夜のふけるのも忘れる
今夜は「超自然」がひとしお腹にしみる一夜
(鵜山 仁)
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ブームとは言わないまでも、このところあちこちでアイルランドの現代演劇が盛んに上演されています。
その先鞭をつけたのは文学座で、まず1982年にヒュー・レナードの『息子はつらいよ』を本邦初演、
この時の三津田健の名演は今でも語りぐさになっています。
その後、ブライアン・フリールの『傾く時の中で』(92年)と『モーリー・スウィニー』(96年)をとり上げ、
さらに昨年はマーティン・マクドナーの『夢の島イニシュマーン』を上演して大好評を博しました。
今回の『ザ・ウィアー(堰)』もまた、そのアイルランドから届いた期待の新作戯曲です。
作者コナー・マクファーソンは、今イギリスで最も注目されている若手劇作家の一人。
97年にロンドンで初演された『ザ・ウィアー(堰)』はニューヨークでも大ヒットし、
昨年のオリヴィエ賞最優秀プレイ賞を受賞、ベルギーやカナダでも上演されました。
アイルランドの片田舎にある小さなパブに集う常連の中年男4人と、最近ここに都会から越してきた女性1人。
おじさんたちが次々披露する「ちょっと怖い話」に心開かれて、やがて彼女も自分自身の秘められた過去を物語ります。
5人の男女はそれぞれが持つ孤独と不器用な優しさに触れ、いつしか心が癒されていきます。
まるで厳しい寒さの中に灯った暖炉の火のように……。