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2005年1月28日〜2月6日 俳優座劇場(六本木) |
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| :出演: 三木 敏彦・原 康義・粟野 史浩 本山 可久子・鬼頭 典子
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【 公演情報 】
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| 【 物 語 】 |
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イギリス本土からみれば、遥か彼方の地である南アフリカ。 それよりさらに3000km近くも離れたこの小さな島トリスタン・ダ・クーニャに、ケープタウンへ働きに出かけていた若者が帰ってくるところから物語は始まる。 若者の名前はフランシス。両親はすでに亡く、親代わりの伯母ミルと伯父ビルの夫婦は甥の帰郷を喜んで迎える。 フランシスは、勤め先の主ハンセンを伴ってきていた。彼はガラス瓶や箱作りの工場を経営する実業家で、この島にクレイフィッシュ(ザリガニ)の瓶詰め工場を建設する計画を持ちかけた。 フランシスは都会でさんざん田舎者と馬鹿にされ、島に残した恋人レベッカとの再会を心の慰めにしていたが、彼女は今や身重の体となっていた。 さて島民を集めて集会の結果、工場建設案は却下されてしまう。フランシスは故郷の島にも自分の居場所が無い事に落胆し永久に島を離れる事を決意し、伯母ミルもそれに従おうとする。そんなとき島の火山の噴火が始まる。 無事に非難した島民は、イギリス本土の港町サウザンプトンにあるハンセンの工場で働いていた。町の生活より島に帰ることをひたすら望んでいる人々。だが島に帰ることは許されなかった。 しかしある事件をきっかけに、隠されていたハンセンの裏事情と、ミルたち島民のつらい過去が次第に明らかにされていく・・・。 |
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| 【どんな舞台?】 |
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(トリスタン・ダ・クーニャ) 南緯37度08分、西経12度18分。 南大西洋のほぼ中央に位置するイギリス領の火山島、トリスタン・ダ・クーニャ。(Tristan da Cuhna) 東へ約2800km行けば南アフリカの喜望峰、ケープタウンに、西へ約3500km行けば南米はアルゼンチンにたどり着きます。ちなみに日本列島が約3000kmです。 そばには3つのちいさな無人島がありますが絶海の孤島そのもの。イギリス領ですが、ロンドンよりは南極点の方が遥かに近くにあります。 島の大きさはは東西、南北それぞれ約12kmほどで伊豆大島とほぼ同じで人口約300人。 島の中央にそびえる火山は標高2062m。島の中心から海岸までが約6kmですから、単純計算で水平方向3mに対して高さ1mというかなりの急勾配の島になります。 ちょっと風変わりな名前の由来は、1505年に島を発見したポルトガル人の名前クーニャ 村のトリスタン≠ェそのままつけられたものです。 その後は無人島のままでしたが19世紀になって捕鯨船の臨時の基地として使われるようになり、1810年にアメリカ人の船員が初の定住者となりました。 1815年にワーテルローの戦いに敗れたナポレオンが1900km北のセント・ヘレナ島に流刑となったため、フランス軍への警戒として1816年にイギリス領とし翌年までイギリス軍が駐屯しました。その後、駐屯兵だったスコットランド人ウィリアム・グラスが家族と共にそのまま島に定住。 それから少しづつですが定住者が増え、島の近くを航行する捕鯨船への補給地として自給自足の生活を続けてきました。 産業らしいものがなかった島にもようやく1949年にクレイフィッシュ(ザリガニ)の加工工場ができ、それに伴って貨幣が流通するようになりました。 1961年には、島の火山が大噴火を起こし、全島民がイギリス本土へ疎開する事態になりましたが、63年には帰島が可能になりました。 言葉はもちろんイギリス領ですから英語ですが、移住者たちの母国語などが混ざり合って、かなりの訛りがあるようです。 島の北西部には唯一の集落、通称エジンバラと呼ばれている首都エジンバラ・オブ・ザ・セブン・シーズがあり、役所、警察、学校、病院、教会、缶詰工場、ラジオ局、スーパーマーケット、パブ、ビデオ店があつまっています。 また、島に飛行場はなく、郵便や日用雑貨を運ぶ定期的な郵便船は年に1度だけ。しかも南緯40度付近は荒天で有名な地帯、天候しだいでは島を通過してしまうこともあるそうです。それ以外にも近くを航行する船が島に立ち寄ったりもしますが、結果、月に1便あるかないかという具合です。 |
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ズィニー・ハリス (Zinnie Harris) 子育てにも忙しい今年32歳のイギリスの気鋭の劇作家です。オックスフォード大学セント・アン・カレッジで生物学を専攻した後、ハル大学で演出を学び1994年に卒業しました。 本作品『最果ての地よりさらに遠く』(Further than the Furthest Things)は99年にペギー・ラムジー賞を受賞。翌00年8月にエジンバラのトラヴァース・シアターで初演され、エジンバラ演劇祭として有名なエジンバラ・フリンジ・フェスティバルでフリンジ・ファースト賞を受賞。その結果、同年の英国ナショナル・シアターのコステロー劇場でロンドン公演が実現しました。15回の限定公演にもかかわらずタイムアウト誌のクリティクス・チョイスに選ばれ、さらに00年にジョン・ホワイティング賞受賞とイギリスでの評価は高まる一方です。02年初めにはニューヨークでも上演。そして今年、文学座によっていよいよ日本初演を迎えます。 主な作品に 『M'Lady Malade』 『Biohazard』 『Not for the Fanfare』 『By Many Wounds』 『Nightingale and Chase』 などがあり、いくつかのラジオドラマも手掛けています。 また10月にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでは新作『Midwinter』が上演されたばかりで、この作品では演出も担当しました。 そしてトラヴァース・シアターやナショナル・シアターへの委嘱作に精力的に取り組んでいます。 |
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