文学座

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長崎ぶらぶら節
 


 2005年『戯曲 赤い月』の初演から約3年。
 今回は2000年の第122回直木賞受賞作となった作家の代表作を再び自ら戯曲化し、新国立劇場の芸術監督となった鵜山仁の演出で上演します。
 長崎の古い歌を題材にし、丹念な取材と精緻で叙情溢れる文体で書かれたこの作品は、作詩家としても名を成した作家なかにし礼の真骨頂と言えます。出版後すぐに映画化され、その年の映画賞を総ナメにしたのも記憶に新しく、また、テレビ、舞台とあらゆるメディアで作品化されるなどその年の社会現象にもなりました。
 今回、文学座での上演に当たっては、主演・平淑恵、演出・鵜山仁という『戯曲 赤い月』から続く組み合わせに、渡辺徹が加わる厚みのあるキャスティング。そして妓楼を舞台に、和装の俳優達による三味線や舞踊などの 歌舞も揃い、文学座が先達の手によって作り上げてきた、伝統の和物作品と呼べる作品になります。ぜひご期待ください。