文学座

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イントロダクション
あらすじ
 
   
   
 
花咲くチェリー
 

<あらすじ>

保険会社で働くジム・チェリーは、妻イゾベルと娘ジュディ、息子トムの四人暮らし。 会社勤めは性に合わず、上司とも上手くいかない。酒で鬱憤を晴らす日々だ。 いつの日か故郷のサマセットに帰ってリンゴ園を経営する……そんな夢とも幻想ともつかない想いを密かに暖めている。
しかし土地も貯えも持たない彼には凡そ不可能な夢である。そんなある日、種苗販売のボウマンが自宅を訪れる。 ジムからの手紙を受け、数百本に及ぶリンゴの苗木を販売に来たという。困惑するイゾベル。 更には解雇されたことを家族に言い出せずに、毎日どこかへ出かけては時間を潰し、酒をあおるジム。 それでもまだサマセットの夢にしがみついている。イゾベルはジムの失業を知った時、ある提案をする。 今住んでいる家を手放し、サマセットに土地を買おうというのだ! 思いもよらず夢が実現しようとしている…だが、ジムの口からは意外な言葉が。