<演出家/藤原新平>
■プロフィール
文学座演出部所属、兵庫県立ピッコロ劇団客員演出家。1928年東京生まれ。1963年演出部嘱託として入座。翌1964年座員昇格。1971年ポーランド文化芸術省招聘により滞欧。1987年文化庁派遣研修員としてアイルランド留学。1965年『自由の最初の日』(作/レオン・クルチコフスキー)の初演出から現在まで多数の作品を演出し、1973年『熱海殺人事件』(作/つかこうへい)の本邦初演を演出。アトリエ公演及び本公演での別役実作品に至っては、ほとんどの演出を彼が手掛けている。1988年ぐるーぷえいと公演『塩祝申そう』『鰹群』『港の風』(作/川ア照代)の港三部作は紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞し、1995年『野分立つ』(作/川ア照代)は2002年まで再演を重ねる大ヒット作となった。1978年『にしむくさむらい』(作/別役実)テアトロ演劇賞団体賞、1979年『海ゆかば水漬く屍』(作/別役実)紀伊國屋演劇賞個人賞、1983年『シラノ・ド・ベルジュラック』(作/エドモン・ロスタン)名古屋演劇ペンクラブ年間最優秀賞、1996年劇団仲間公演『十二月』(作/小山祐士)文化庁芸術祭賞優秀賞、1997年兵庫県立ピッコロ劇団公演『風の中の街』(作/別役実)紀伊國屋演劇賞団体賞、1997年『雨が空から降れば』(作/別役実)文化庁芸術祭賞優秀賞、2004年兵庫県文化功労賞など受賞。記憶に残る数々の名舞台を創り出しており、最新作である劇団スタンプ公演『油単』(作/川ア照代)も上質の仕上がりを見せる舞台となった。