2002.03.15


『最後の晩餐』稽古中のアトリエにて 2000.4.29

2002.01.02

演出部深川定次が、1月1日8時53分 肺癌の為、逝去いたしました。享年68歳。なお、葬儀の日程は以下の通りです。
通夜      1月5日 18時より19時
葬儀告別式 1月6日 11時より12時
東京都新宿区須賀町14の1 四ツ谷たちばな会館にて


2002.03.15 文学座通信3月号より

追悼  深川定次

 文学座演出部員の深川定次は本年元旦の午前8時53分、肺癌のため死去しました。享年68歳でした。1955年(昭和30年)技術研究生として入座。58年のアトリエ公演『痩せた黄色い猫』と『風変わりなロマンス』で音響家デビュー。64年座員に昇格。以来今日に至るまで、内外の数多くの作品で舞台音響家としての手腕を存分に発揮し、昨年の12月アトリエの会『牛蛙』を最後の仕事として他界しました。


ジョージさんを偲んで―――――古川幸夫

 仕事に対しての抜群のセンスの良さ、人柄の良さで、大勢の人達から、「ジョージさん」「ジョージさん」と好かれたジョージさん。私など少なからず羨ましく思ったものです。多くの人達が定次さんを呼ぶとき、漢字の定次さんでなくカタカナのジョージさんと、親しみをこめて呼んでいたのではないでしょうか。ですから私も、漢字でなくカタカナで書くことにします。
 ジョージさんは私より3つ年上でしたが、座の演出部では同期ということで、まったく年齢など意識しないお付き合いをして貰いました。若い頃はずいぶん一緒に地方公演にも行ったもんです。ある地方公演の劇場で、二人していつものように大声でお互いをけなしたり、わあわあ言いながら公演準備をしていたところ、劇場の人が劇団の他の人に、あのお二人喧嘩をしているようですが、放っておいて大丈夫なんですかと聞いたそうです。
 ある夏の京都公演で、丸一日休みがあった折、宿の自転車を貸してくれるというので、ジョージさんは女性用の自転車、私は宿の主人が市場への買い出しに使う自転車で、五条橋近くの宿から、西の西芳寺をかわきりに日がな一日寺巡りをしたこと、夕刻宿に戻り、風呂のあと二人で呑んだビールの旨さ、いずれも忘れられない思い出です。
 最近では、客席に坐り照明の明るさを調整している私の肩越しに「ちゃんとやってるかい、駄目だよ、ちゃんとやらないと」と冗談めかして声をかけてきたものです。別役作品での、遠い高い空で吹くかすかな風の音、『越前竹人形』の竹コダマの音と一緒にいつまでも耳に残るでしょう。
 私共の世界では、昼でも夜でもその日初めて会った時には「おはようございます」ですし、別れる時は「さようなら」でなく「お疲れさまでした」です。ですからジョージさんには束の間の「お疲れさま」です。次にあちらで会ったときには「おはよう」といいます。合掌。


『asahi.com』より引用

舞台音響家の深川定次氏死

 深川 定次氏(ふかがわ・じょうじ=舞台音響家)は1日、肺がんで死去、68歳。通夜は5日午後6時、葬儀は6日午前11時から東京都新宿区須賀町14の1の四谷たちばな会館で。喪主は兄大輔氏。自宅は新宿区西早稲田3の20の20。

 文学座所属、東京演劇音響研究所取締役。新国立劇場「紙屋町さくらホテル」など多くの舞台の音響効果を手がけた。

(19:06)


『KYODO NEWS』より引用

深川定次氏死去 舞台音響家
 深川 定次氏(ふかがわ・じょうじ=舞台音響家)1日午前8時53分、肺がんのため東京都新宿区の病院で死去、68歳。東京都出身。葬儀・告別式は6日午前11時から新宿区須賀町14−1、四谷たちばな会館で。喪主は兄大輔(だいすけ)氏。
 文学座演出部所属。東京演劇音響研究所を設立し、演劇公演を中心に音響を手掛けた。
 (注)通夜は5日午後6時から四谷たちばな会館で


『Mainichi INTERACTIVE』より引用

1月02日 17:26

訃報:
深川定次さん68歳=舞台音響家

 深川定次さん68歳(ふかがわ・じょうじ=舞台音響家、文学座所属)1日、肺がんのため死去。葬儀は6日午前11時、東京都新宿区須賀町14の1の四谷たちばな会館。連絡先は新宿区西早稲田3の20の20の実家。喪主は兄大輔(だいすけ)さん。

 65年に東京演劇音響研究所を設立し、数多くの舞台の音響を手掛けた。主な作品に「紙屋町さくらホテル」「野分立つ」「雪国」など。

[毎日新聞1月2日] ( 2002-01-02-17:29 )


『YOMIURI ON LINE』より引用

深川定次氏=舞台音響家

 深川定次氏(ふかがわ・じょうじ=舞台音響家)1日、肺がんで死去。68歳。告別式は6日午前11時、東京都新宿区須賀町14の1四谷たちばな会館。自宅は同区西早稲田3の20の20。喪主は兄、大輔氏。

 文学座演出部に所属。「野分立つ」「紙屋町さくらホテル」などの公演の音響を手がけた。

(1月2日) 


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