文学座

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作家・訳・演出
   
   
   
 
 

■プロフィール
<作家/ウージェーヌ・イヨネスコ(Eugene IONESCO)>

今年生誕100年を迎えるウージェーヌ・イヨネスコは、ルーマニア人の父とフランス人の母の間に、 1909年11月26日(1912年生まれという説もあるが、学術的には1909年が正しいとされている)、 ルーマニアのスラチナで生まれた。3歳から13歳まで両親とともにパリで過ごし、その後ルーマニアに戻り、 1929年にブカレスト大学に入学、そこでエミール・シオラ、ミルチャ・エリアーデという終生の友人と出会う。 この頃から詩や評論を書き始める。1936年、ロディカ・ブリレアヌと結婚。1938年に奨学金を受け、再びフランスへ。 1944年に一人娘のマリー=フランス誕生。やがて、著述の分野で才能を発揮し始める。 1950年、処女戯曲『禿の女歌手』、51年『授業』、52年『椅子』と、秀作を次々と発表。 発表当初は、その〈不条理性〉がなかなか受け入れられなかったが、50年代後半からは脚光を浴び、まさに不条理演劇の代表作家と目されるようになった。 イヨネスコは政治への関心も高く、共産主義体制、左派知識人を厳しく批判し続けた。 1970年、アカデミー・フランセーズ会員に選出、1994年3月28日、死去。パリ、モンパルナスの墓地に埋葬。