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文化庁文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
創立80周年記念文学座創立80周年記念

 


文学座公演  

『 真実 』~嘘×嘘=真実?~

作:フロリアン・ゼレール
訳:鵜山 仁
演出:西川信廣

日程:2018年2月24日(土)~3月5日(月)

会場:東京芸術劇場  シアターウエスト [アクセス]

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嘘は時に優しく、滑稽で…真実を映す最高の鏡

 

ある二組の夫婦が繰り広げる恋愛劇の顛末。「男と女」という永遠のテーマに横たわる「嘘と真実」。その狭間で揺れる男女の機微を見事に描くのは、いまフランスで注目の劇作家フロリアン・ゼレール。幾重にも交差する感情の果てに導き出される答えは…。大人の恋愛をエスプリの効いたコメディで軽やかに魅せます。本邦初演となる今回、翻訳にあたるのは演出家鵜山仁。演出の西川信廣とのコンビネーションが実現しました。また主人公に渡辺徹と鍛治直人を配し二組の夫婦をダブルキャストで見せる個性の光る競演にも期待が高まります。80周年記念の掉尾を飾る魅力溢れる舞台をどうぞお楽しみください。

ミシェルは親友ポールの妻アリスとホテルでいつものように昼下がりの情事を楽しんでいる。帰り際、アリスはミシェルに不満をぶつける。「こんなデートじゃなく、たまには週末に遠くへ行って過ごしたい…。」アリスを失いたくないミシェルは週末の旅行を承知し、午後の会議も体調を理由に欠席する。この会議の欠席や浮気旅行のアリバイ作りをめぐってミシェルは大騒動を繰り広げるが、次第に真相が明らかになっていく……。
そして、ミシェルの妻ロランスの表情にも……。

Photo credit: Laurent Hini
 
  フロリアン・ゼレール
     Florian Zeller




フランスの作家、劇作家、脚本家。彼の作品は10ヶ国以上の言語に翻訳され、2004年に作品「Fascination of Evil(原題:La Fascination du pire)」で、権威ある「アンテラリエ賞」を受賞。また、今やフランスで最も良く知られた劇作家でもあり、 数ある脚本の中で作品「母(原題:La Mère)」は、モリエール賞を受賞、2012年の「父(原題:Le Père)」ではモリエール賞の最優秀脚本賞を受賞している。当公演の「真実(原題:La Vérité)」(2011年作)は フランス国内だけでなく、欧州各国でも大成功を収めており、最近はロンドンのウィンダムズ劇場でクリストファー・ハンプトン英訳によるリンゼイ・ポズナー演出版が上演されたばかりである。 2016年末、加藤健一事務所によって「誰も喋ってはならぬ!(原題:Une Heure de tranquillité)」(2013年作)が、下北沢・本多劇場にて彼の作品としては初めて日本で上演され好評を博した(渡辺 徹も出演)。




  鵜山 仁

奈良県出身。文学座附属演劇研究所17期、1982年座員に昇格。初演出は1982年文学座アトリエの会『プラハ1975』。以降、精力的な演出活動を続け、日本演劇界を代表する演出家の一人である。83年から1年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在。89年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。99年『おばかさんの夕食会』『夢の島イニシュマーン』の演出で第2回毎日芸術賞千田是也賞、2001年新国立劇場『コペンハーゲン』などで紀伊國屋演劇賞個人賞と読売演劇大賞優秀演出家賞、04年『ニュルンベルグ裁判』(ひょうご舞台芸術)などにより第11回読売演劇大賞の大賞と最優秀演出家賞、07年『ゆれる車の音』(文学座)などにより第14回読売演劇大賞優秀演出家賞、09年『オットーと呼ばれる日本人』『舞台は夢』(新国立劇場)などにより第16回読売演劇大賞優秀演出家賞、10年『ヘンリー六世』(新国立劇場)により第17回読売演劇大賞最優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞、16年『廃墟』(文化座+東演)、『マンザナ、わが町』(こまつ座)により第23回読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞。現在も斬新な企画力と発想で、年々演出ジャンルの幅を広げ続けている。 07年9月~10年8月、新国立劇場の第4代芸術監督(演劇部門)を務めた。


  西川信廣

東京都出身。文学座附属演劇研究所16期、1981年座員に昇格。1984年文学座アトリエの会『クリスタル・クリアー』で文学座初演出。 1986年から1年間文化庁在外研修員として渡英。ブリストル・オールドヴィックやナショナル・シアターでロジャー・リース、ピーター・ホールらの演出助手を務める。 帰国後は、劇団公演以外にも、『黒蜥蜴』(明治座)・『マイ・フェア・レディ』(東宝)などの大劇場作品から、『黄昏にロマンス』(可児市文化創造センター)、再演を重ねる『てけれっつのぱ』(文化座)、『真砂女』(朋友)、 『十二人の怒れる男たち』『音楽劇わが町』(以上俳優座劇場プロデュース)など幅広く活躍。 1992年『マイチルドレン!マイアフリカ!』で紀伊國屋演劇賞個人賞、芸術選奨・文部大臣新人賞受賞。 1994年本公演『背信の日々』で読売演劇大賞優秀演出家賞受賞(その後『水面鏡』『寒花』などでも受賞)。 最近の劇団公演は『再びこの地を踏まず-異説・野口英世物語-』、『食いしん坊万歳!~正岡子規青春狂詩曲~』。 新国立劇場演劇研修所副所長。東京藝大客員教授。日本劇団協議会会長。日本演出者協会理事。


□ボルドーチーム


斎藤志郎

渡辺 徹

古坂るみ子

郡山冬果

 

□シャンパーニュチーム

 


鍛治直人

細貝光司

浅海彩子

渋谷はるか

 

□スタッフ
美術:乘峯雅寛 照明:塚本 悟 音響効果:中嶋直勝 衣裳:西原梨恵 
舞台監督:岡野浩之 演出補:北 則昭 制作:日下忠男、松田みず穂
宣伝美術:三木俊一(文京図案室) 宣伝写真:佐藤克秋

 


       
  2/24 25 26 27 28 3/1 2 3 4 5
 
14:00  


 




19:00 C◎
  B◎
 C★
   
   

  この公演はダブルキャストでございます。
  B=ボルドーチーム(斎藤志郎、渡辺 徹、古坂るみ子、郡山冬果)
  C=シャンパーニュチーム(鍛治直人、細貝光司、浅海彩子、渋谷はるか)
  ◎=夜割料金
  ★=アフタートーク開催日  2/28(水)19:00の回終演後
  秋山伸子氏(青山学院大学文学部フランス文学科教授)× 鵜山 仁(訳)× 西川信廣(演出)

    


□前売開始 2018年1月19日(金) 支持会先行 2018年1月19日(金) /
 パートナーズ倶楽部先行 2018年1月16日(火)
(全席指定・税込)
一般 6,000円
夜 割 4,000円 (2/24.26の夜公演限定)
◎夫 婦 割  10,000円
◎ユースチケット 3,800円 (25歳以下) ※
◎中・高校生 2,500円※

◎=文学座のみ取り扱い
※ユースチケット、中・高校生券は当日劇場で年齢を証明するもの(中・高生券は学生証)を
ご提示いただきます。
○車イスでご来場のお客様は、必ずご観劇前日までに購入席番を文学座までご連絡下さい。
○未就学児のご入場はご遠慮下さい。

□チケット取り扱い

○文学座チケット専用 0120-481034(シバイヲミヨー)
  (10時~17時30分/日祝を除く)

   ≪ご送金方法≫
    銀行振込: 三菱東京UFJ銀行 四谷支店 
          普通口座 4360713 (株)文学座切符代金口
    郵便振替: 00170-4-91348 株式会社文学座

     ※文学座チケット専用ダイヤルにてチケットをご予約の上、
     ご送金をお願い致します。ご予約時にもご案内致します。

チケットぴあ  0570-02-9999 (Pコード483-066)
e+(イープラス)(PC・携帯共通)
○東京芸術劇場ボックスオフィス
[電話・窓口]0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
[インターネット(PC)]http://www.geigeki.jp/t/
[インターネット(携帯)]http://www.geigeki.jp/i/t/
○オンラインチケット(楽天チケット)→→『真実』


□当日券は開演1時間前より劇場ロビー受付にて販売!
        


東京芸術劇場  シアターウエスト
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1 
TEL:03-5391-2111(代)
JR、東京メトロ、東武東上線、西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。
池袋駅地下通路2b出口で直結しています。




可児市文化創造センター・小劇場 [アクセス]
□日程
2018年3月 8日(木)18時30分 (ボルドーチーム)
2018年3月 9日(金)14時 (シャンパーニュチーム)
2018年3月10日(土)14時 (ボルドーチーム)
□前売開始 2018年1月13日(土)9時00分~
(全席指定・税込)
一 般 4,000円
18歳以下 2,000円
お問合せ:可児市文化創造センター (9:00~19:00/月曜日休館)
電話予約TEL 0574-60-3050(9時から19時まで)※電話予約は一般発売日の翌日から
〒509-0203 岐阜県可児市下恵土3433-139


文学座 03-3351-7265 ( 10:00→18:00日祝除く )
〒160-0016 東京都新宿区信濃町10