文学座

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イントロダクション
あらすじ
   
   
   
 
定年ゴジラ
 

<あらすじ>

中間管理職で定年退職したばかりの山崎さんは、 新宿から電車で1時間半という距離にあるニュータウン『くぬぎ台』に住んでいる。 このニュータウン、映画館はもとよりパチンコ店、喫茶店、居酒屋…といった娯楽のかけらもない。 始発をめざして家を出て終電で帰宅するようなサラリーマン時代には、それほど気にもとめなかった。 しかし定年を迎えてから、何もすることがない日々に何と退屈なところだろうと思ってしまう。 時間つぶしに町内のウォ―キングを始めた山崎さんは、 元敏腕広告営業マンで世話好きな町内会長・古葉さんや、 サラリーマン時代は単身赴任ばかりしていて、今はデパートの物産展巡りが趣味という野村さん、 電鉄会社でこの『くぬぎ台』の宅地造成開発担当者だった藤田さんらの定年散歩仲間が出来、 彼らとの交流を通して定年後の新たな一歩を踏み出すことになった。 彼らと交流することで"自分の居場所"が次第に見えてきた。 必死に働き追い求めた幸せとはなんだったのか? ホロリと可笑しい、オジサンたちの自分探しが始まる。