文学座附属演劇研究所 67期 募集

文学座創立90周年。
原点を見つめ、
次代を担う人材を。

文学座附属演劇研究所とは

1961年。
舞台人を育てる場所として開設。

「名実ともに現代俳優たり得る人材の出現に力を尽くしたい」

── 文学座の創立宣言

文学座附属演劇研究所は、1961年、文学座創立25周年の記念事業の一つとして開設されました。

以来、時代の変化に合わせてカリキュラムを更新しながら、俳優だけでなく、 演出、舞台監督、美術、照明、音響効果、制作など、舞台をつくる人材を育ててきました。

2027年、研究所は開設当初の育成方針に改めて立ち返ります。

一人ひとりにより深く向き合い、一人ひとりが持つ可能性をより伸ばしていく。そのための環境を大切にするため、2027年より本科を1クラス制とします。

歴史を受け継ぎ、原点に立ち返り、次の時代を担う人材を育てる。
文学座附属演劇研究所は、新たな一歩を踏み出します。

1937

文学座 創立

1961

文学座附属演劇研究所 開設

1971

研修科 新設

1973

本科2クラス制へ

2018

制作部 新設

2025

開設65周年

2027

67期 本科1クラス制で新しい形へ

所長・主事メッセージ
小林勝也

所長

小林勝也

 文学座附属演劇研究所は、単に演技技術を学ぶ場ではありません。俳優とは何か、人間とは何かを問い続ける場所です。 演劇の世界では、「こうすればこうなる」と簡単に答えが出るわけではありません。状況に応じてどうするべきかを考える力が求められます。そのためにも、あらゆることに興味を持ち、自らの視野を広げることが大切です。どれだけ見て、どれだけ調べて、どれだけ考えたか。その積み重ねが俳優としての自立に繋がります。 若い皆さんには、何よりも舞台に立ち続け、経験を重ねることの重要性を伝えたい。自分の枠を超え、挑戦し続けることの楽しさを知ってもらいたい。舞台に立つことは、孤独な作業の連続かもしれません。しかし、その中で得られる充実感や喜びは、何ものにも代えがたいものです。 演劇の奥深さと魅力を信じる人は、ぜひこの道を歩んでください。文学座附属演劇研究所での経験が、皆さんの未来にとって大きな糧となることを願っています。

植田真介

主事

植田真介

 文学座では、「魅力ある俳優になるには、日常生活においても魅力ある人間でなくてはならない」という杉村春子さんの言葉が示すように、日々の生活や身の回りの出来事が表現の基盤となると考えています。表現者にとって、生活し、社会と関わることは不可欠であり、それが演技にも大きく影響を与えます。 そのため、研究生への生活面での相談やアドバイス、さらには日常で得た気づきをどのように表現へとつなげていくかをサポートする主事の役割は、ますます重要になっています。 近年では、研究生がキャリアプランを考えるための経験談や材料を提供し、職業的な自立を見据えた現実的なステップを考える対話の場を設けることも、重要な責務となっています。俳優という職業のあり方が時代とともに多様化する中で、文学座が培ってきた理念や実績が、研究生の将来において大きな支えとなることを願っています。 意欲あふれる若い力が、新たな表現を生み出し、演劇の未来を切り拓いていくことを心から期待しています。

カリキュラム

学ぶのは、
「演技」だけじゃない。

身体。声。言葉。想像力。知識。
本科:1年間 週5日(水・日休み) 18:20〜22:00

研究所の本科では、「理論」と「実践」の両方を学びます。演技実習を中心に、音楽、体操、アクション、吹替実習、能、所作、着付けなどの実技。さらに、演劇理論や演劇史などの座学。 そして、年間4本の発表会を通して、学んだことを実際の舞台で試します。

発表会の稽古期間は約40日間。
週6日となり、授業時間が延長される場合もあります。

※夏期休暇約30日間、冬期休暇約10日間
※GWを除く祝日は基本的に開講。

一緒に舞台をつくる人がいる。

俳優。演出家。舞台監督。美術。照明。音響。制作。それぞれの役割を持った人が関わり、一つの舞台をつくります。

俳優↕演出↕舞台監督↕美術・照明・音響↕制作

研究所では演技部だけでなく、演出部・制作部も募集。

演出部・制作部は原則として演技部と同じ授業を受けながら、それぞれの専門分野の授業や発表会での実践を経験します。

発表会

「学ぶ」だけでは終わらない。
舞台に立つ。

年間4本の発表会

2027年7月中旬
文学座アトリエ発表会

『わが町』

2027年10月上旬
稽古場発表会

『俳優についての逆説』

2027年12月上旬
文学座アトリエ発表会

『女の一生』

2028年2月下旬
卒業発表会

作品未定

発表会本番は日曜日、もしくは日曜日を含めた週末に実施。

稽古場で学び、
舞台で確かめる。

よくある質問

演技経験がないと入所は厳しいでしょうか?

演技経験の有無は全く問題ありません。
これまでの経験よりもこれからの可能性を重視しています。

大学在学中・仕事をしながら通えますか?

授業・稽古に全て支障なく出席できることが入所の条件になります。
発表会の稽古期間中は通常の授業時間より長く稽古をする場合もあります。

通えない期間がある場合は入所不可でしょうか?

研究所のカリキュラムに全日出席できる方の入所を前提としています。
如何なる理由であれスケジュールに支障のある方の入所はお断りします。

他の芸能事務所に所属しながら通えますか?

芸能事務所等に所属または契約をしている方は入所できません。
他の養成所に在籍されている方の入所もお断りしています。

研究所在籍中に舞台やテレビに出演することはできますか?

研究所在籍中の舞台・映画・TV・アニメ・アテレコ等の出演は文学座映画放送部(マネージメント部署)を通じて行います。
したがって研究所の許可のない出演を禁じています。

文学座附属演劇附属研究所から、
さまざまな場所へ。

卒業生は4,000人を超える。

研究所卒業生は、樹木希林、黒柳徹子、宮本信子、桃井かおり、松田優作、中村雅俊、田中裕子、大塚明夫、内野聖陽、寺島しのぶ、佐藤二朗、長谷川博己など、4,000人を超え、文学座だけでなく、舞台、映画、テレビ、アニメ、アテレコなど多方面で活動しています。

同じ場所から、
それぞれの未来へ。

本科の一年。
その先の道へ。

STEP 01

本科

1年間

基礎と実践。年間4本の発表会。さまざまな授業と作品を通して、自分の表現を探す。

↓

STEP 02

研修科

2年間

本科卒業生の中から、将来文学座への入座を志望し、さらなる修練を望む者を選抜。より劇団公演に近い創作環境で、年間3本の発表会に取り組む。

↓

STEP 03

文学座

正式な劇団所属へ

※研修科への進級、劇団所属については選考があります。

研究所は、
「ゴール」ではない。
ここで何を学び、その先で何をするのか。

2027年度
67期本科 募集

募集人員
演技部 28名
演出部(演出・舞台監督・美術・照明・音響効果) 若干名
制作部 若干名
応募資格
18歳以上40歳以下
経験不問
修業期間
2027年4月より1年間
受験料
15,000円

出願期間

2026年12月1日(火)〜12月24日(木)

入所試験

第一次試験2027年1月8日(金)
第二次試験2027年1月9日(土)
合格者発表2027年1月10日(日)