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公演情報
 

2025年 文学座公演情報


ご招待や割引・先行予約などお得な特典満載の文学座支持会のご案内はコチラ

3月

A・B・グループ・ユース会員…ご招待



 アトリエの会
『リセット』

 作:山崎元晴 演出:西本由香


姿を消したはずの息子が、ある日突然現れた。しかしそれは劇的な再会を祝うようなものではなく、緊張感溢れるものとなる。浮き彫りになる埋めきれない溝。お互いから見えている景色は、ことごとく違っていた。「家族」それは最も身近な「他者」。それぞれに孤独を抱えた人々は、どのようにして自分の欠落と向き合い生きていくのか。沈黙が連なる度に不穏な空気は広がっていき、事態は予期せぬ方向へ転がっていく。新進気鋭の劇作家山崎元晴による書き下ろし。日常の裂け目から人間存在の不条理へと切り込む意欲作。(西本由香)


【出演】
赤司まり子 石井麗子 奥山美代子 沢田冬樹
木津誠之 越塚 学 比嘉崇貴 夏八木映美子

3月11日[火]〜3月23日[日]
文学座アトリエ

公演詳細はこちら
5月

A・グループ・ユース会員…ご招待
B会員…2割引


アトリエ本公演
『肝っ玉おっ母とその子供たち』

 作:ベルトルト・ブレヒト 訳:岩淵達治 演出:西本由香


「賢くしたたかに笑ってやり過ごせ」それが肝っ玉おっ母ことアンナ・フィアリングの処世術。まず生き延びること、生きる為には、まず食うこと、そのために稼ぐこと、そのためには売らねばならない。戦争は商売を繁盛させる。「競争」「侵略」「消費」「生産」という終わらないサイクル。回り続ける車輪。生き物が生き物として生まれた時から、他者の命を食って生き始めた時から延々と続くその繰り返し。そこから逃れることは出来るのか。何かがおかしい、どうにかならないものか、なぜ私たちはこのようにしか生きられないのか。この『矛盾』を抱えた人間の有様を提示し、批判し、笑い飛ばし、見つめること、それは私たちに許された、微かな反撃の一手だろう。(西本由香)


【出演】
寺田路恵 小林勝也 大滝 寛 山崎美貴 沢田冬樹 太田しづか
上川路啓志 日景温子 武田知久 村上 佳 比嘉崇貴 成田裕生

5月2日[金]〜5月18日[日]
文学座アトリエ


6月

A・グループ・ユース会員…ご招待
B会員…2割引


 本公演
『田村孝裕書き下ろし』

 作:田村孝裕 演出:五戸真理枝


鋭く人間を見つめ、軽やかにエンターテイメントに仕立て上げる手腕に定評のある田村孝裕氏。文学座への二度目の書き下ろしとなる本作は、40歳、人生の岐路をむかえた女性の物語。「女性にとっての節目って成人よりも還暦よりも40歳の節目が人生を左右するような気がした。」とのこと。選んだ人生、選ばないことを選んだ人生、幸せでありたいと願う気持ちはやがてパラレルに走りだし……出演は畑田麻衣子、吉野実紗を中心に、中堅、若手が活躍し、演出は五戸が初の劇場本公演を担当します。田村氏は俳優の持ち味を活かした作劇が得意な劇作家。さて、この配役からどんなセリフが、どんな物語が編み上げられるのでしょうか。躍動する文学座をどうぞお楽しみに。(五戸真理枝)


【出演】
高橋ひろし 郡山冬果 横田栄司 畑田麻衣子 山森大輔
吉野実紗 萩原亮介 宝意紗友莉 稲岡良純

6月21日[土]〜6月29日[日]
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA


9月

A・B・グループ・ユース会員…ご招待


 アトリエの会
『野良豚 Wild Boar』 

 作:莊梅岩 訳・演出:インディ−・チャン


そう遠くない世界。「このマチ」で起きた小さな波。政府と大企業が結託し市民の知る権利がどんどん削られていく時代。報道の自由を守ろうとするベテラン新聞記者ユンは、対抗するために新しい新聞社を立ち上げる。そして権力者と戦いながら、やがて二つの真相に近づいていく。果たして、理想のマチとは…。アジアで同じく先進国に位置する日本と香港。香港の作家、荘梅岩が描く「このマチ」で起きたストーリーは、遠いようで近い。情報が怒涛のように押し寄せるこの現代で、何が正しくて何が間違いなのか。人間にとって大事なモノとは何か、「知ること」とはどういうことかを問い詰める。イノシシとは、野良の豚。豚とは、元々はイノシシ。私たち人間は、元々は...(インディー・チャン)


【出演】
清水明彦 上田桃子 山森大輔 下池沙知 相川春樹 ほか

9月9日[火]〜9月21日[日]
文学座アトリエ


10・11月

A・グループ・ユース会員…ご招待
B会員…2割引
地方公演は支持会員ご招待の対象とはなりません


 本公演
『華岡青洲の妻』

  作:有吉佐和子 演出:鵜山 仁


今回の『華岡青洲の妻』、嫁姑の愛憎劇からの小さなジャンプを心がけたいと思います。身体をいわば元手にして生命を造り続ける女たち、その設計図を引く男たち。背景には人ひとりの一生を超える死生観があります。嫁から姑への代替わりは、年長者の死を前提にしています。しかしその宿命に抗うように、自らの命を最後の切り札として闘う女たちのドラマ。さらに面白いのは、そんなドラマを前にした、男たちの振舞いです。嫁姑の確執を、むしろ麻酔薬の開発に振り向けるような狡猾さと強さ。まことに「男というものは凄いもの」で、「男と女というものは、この上ない、恐ろし間柄」なんですね。(鵜山 仁)     


【出演】
小野洋子 石川 武 つかもと景子 金沢映実 大原康裕 吉野正弘 畑田麻衣子
吉野実紗 釆澤靖起 奥田一平 川合耀祐 小谷俊輔 平体まひろ

10月26日[日]〜11月3日[月祝]
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA


[地方公演]
11月〜12月 九州



 地方公演  支持会員ご招待の対象とはなりません。


『昭和虞美人草』

  作:マキノノゾミ 演出:西川信廣


【出演】
赤司まり子 加納朋之 植田真介 細貝光司 上川路啓志
鹿野真央 柳絢子 松本祐華 松浦慎太郎 森 寧々

7月・9月・11月 東北・静岡・長岡・四国



 地方公演  支持会員ご招待の対象とはなりません。


『欲望という名の電車』

  作:テネシー・ウィリアムズ 訳:小田島恒志 演出:高橋正徳


【出演】
小林勝也 中川雅子 大滝 寛 山本郁子 沢田冬樹 鍛治直人
渋谷はるか 柴田美波 小石川桃子 鈴木結里 稲岡良純 キクチカンキ

8月〜9月 近畿・長野