■プロフィール
演出/
鵜山 仁(うやま ひとし)
昭和52年、文学座附属演劇研究所に入所(17期)/1982年座員に昇格。初演出は1982年『プラハ1975』(アトリエの会)
"言葉"="台詞"に向き合うことで、俳優の120%の力を引き出しながら作品の本質を見事に舞台に引き出す。ウィット溢れる舞台づくりに定評がある一方で、人間を真摯に見つめたユーモアを織り込む精神を忘れず、常に上質の舞台を作り続ける。
2000年『缶詰』から始まる「おじさんシリーズ三部作」の演出を担当。今回の新しいシリーズでも手腕が期待される。
1989年『雪やこんこん』(こまつ座)『作者をさがす六人の登場人物』()などにより芸術選奨文部大臣賞受賞。2000年『おばかさんの夕食会』(ひょうご舞台芸術)『夢の島イニシュマーン』(文学座)により第2回毎日芸術賞千田是也賞受賞。02年『コペンハーゲン』(新国立劇場)『ペギーからお電話!?』(ひょうご舞台芸術)により第36回紀伊國屋演劇賞個人賞、第9回読売演劇大賞優秀演出家賞。04年『Just Business!』(アトリエの会)『兄おとうと』(こまつ座)『ニュルンベルグ裁判』(ひょうご舞台芸術)により読売演劇大賞・大賞及び最優秀演出家賞、07年『ゆれる車の音』(文学座)などにより読売演劇大賞優秀演出家賞、09年『オットーと呼ばれる日本人』『舞台は夢』(新国立劇場)などにより読売演劇大賞優秀演出家賞、10年『ヘンリー六世』(新国立劇場)により読売演劇大賞最優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。