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文学座7・8月アトリエの会

「 終 の 楽 園 」

作:長田育恵 
演出:鵜山 仁

日程:2014年7月26日→8月9日
会場:信濃町文学座アトリエ

★追加公演決定!!
8月8日(金) 13:30~


→ 公演ブログ

 

演劇ユニットてがみ座を主宰し、いま静かに注目を浴びる作家・長田育恵がアトリエの会に初めて登場します。
心の機微を見つめる繊細な言葉、丹念に織り上げられた構成で、スケールの大きな物語を描きだす筆力が注目されてきた長田。 過去の人物を現代の登場人物として美しく立ち上がらせる手腕は、師事した作家・井上ひさしの影響を感じさせます。 演出を執るのは、井上作品を何度も手掛けてきた鵜山仁。 ロシアの文豪ドストエフスキーの傑作「カラマーゾフの兄弟」、特にその作品中に様々な葛藤を呈する登場人物に焦点を当て、 複合的なテーマをもった、現代を俯瞰する作品作りに挑みます。

莫大な入居金を必要とする高級老人ホーム。地主の北澤武生は、最上階の個室に一人で住んでいる。 四人の子供は武生を引き取ろうとはせず、やがて来る最期の時を固唾を飲んで見守っていた。
ある日、由夏子(長男の嫁)の紹介で、アートセラピーのための絵の講師として深田未緒がやってくる。 最初は拒んだ武生だったが、絵を描くという行為を通じ、いつしか二人は共鳴し合っていく。 しかし、それは北澤家の歪んだ関係を露見させる始まりとなった……。
生命は最期に向かい進んでいく。
それは逃れようもない定めだとしても、心は運命を凌駕することができるのか……?

長田 育恵 おさだ・いくえ

1977年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。 日本劇作家協会・戯曲セミナーを経て井上ひさしに師事。
09年に「演劇ユニットてがみ座」を旗揚げ。 てがみ座全公演の戯曲を手掛けるほか、依頼公演戯曲・ミュージカル脚本等も手掛ける。 心の機微を見つめる繊細な言葉、丹念に織り上げられた構成で、スケールの大きな物語を描きだす筆力が注目されている。 『青のはて ―銀河鉄道前奏曲―』(2012)で第16回鶴屋南北戯曲賞に、 『地を渡る舟-1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち-』(2013)で第17回鶴屋南北戯曲賞と 第58回岸田國士戯曲賞にノミネート。
2014年は、本公演や市川海老蔵自主公演「ABKAI 2014」等を執筆し活動の場を広げるとともに、 11~12月にはてがみ座での書下ろし新作を上演予定。



  鵜山 仁
(うやま ひとし)
慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業。 舞台芸術学院を経て文学座附属演劇研究所に入所(17期)/1982年、座員に昇格。
ウィット溢れる演出術で俳優の意外な一面を引き出す手腕と 、言葉から着想される膨大なイメージをあらゆる表現・素材を使って劇空間に現出させる力に定評がある。
2004年、第11回読売演劇大賞の大賞・最優秀演出家賞を受賞。その後も休む間も無く傑作を生み出し続ける。 2007年6月~2010年8月、新国立劇場の第四代演劇芸術監督を務める。 主な代表作に『グリークス』(第25回紀伊國屋演劇賞団体賞)(文学座)、 『コペンハーゲン』(新国立劇場/第9回読売演劇大賞優秀演出家賞) 『父と暮せば』『円生と志ん生』(以上こまつ座) 『ヘンリー六世』(新国立劇場)またオペラやミュージカルなどの演出も手懸ける。


 


金内喜久夫

早坂直家

得丸伸二

大場泰正

上川路啓志

藤側宏大

南 拓哉

富沢亜古

目黒未奈

栗田桃子

上田桃子

梅村綾子

 

□スタッフ
  美術/乘峯雅寛 照明/金 英秀 音響効果/望月 勲
  衣裳/伊藤早苗 舞台監督/岡野浩之 制作/矢部修治 票券/松田みず穂
  宣伝美術/田辺智子 イラスト/奥原しんこ

 

 

     
  7/26 27 28 29 30 31 8/1 2 3 4 5 6 7 8 9
 
13:30  

 





 




18:30
   
   
 
 
 
 

     アフタートーク ☆=7/27終演後 長田育恵(作)×鵜山 仁(演出)
             ★=8/3終演後 出演者×鵜山 仁
             =追加公演


□前売開始 2014年6月23日(月)
(全席指定・税込)
一般前売 4,000円
当日券 4,300円

◎ユースチケット 2,500円 (前売・当日共に、25歳以下・文学座のみ取扱い) ※

     ※ユースチケットは当日劇場で年齢証明証をご呈示いただきます。
     ※当日券は開演の3時間前から専用の電話回線 (03-3353-3566) にて先着販売となります。
     


□チケット取り扱い

○文学座チケット専用 0120-481034(シバイヲミヨー)
  (10時~17時30分/日祝を除く)

   ≪ご送金方法≫
    銀行振込: 三菱東京UFJ銀行 四谷支店 
            普通口座 4360713 (株)文学座切符代金口
    郵便振替: 00170-4-91348 株式会社文学座

     ※文学座チケット専用ダイヤルにてチケットをご予約の上、
     必要に応じてご送金をお願い致します。ご予約時にもご案内致します。

電子チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード435-401)
e+(イープラス)(PC・携帯共通)
○オンラインチケット(Gettiiカンフェティ版より)
          ※ご利用方法→→ ご購入『終の楽園』



文学座アトリエ 〒160-0016 東京都新宿区信濃町10 
TEL:0120-481034/03-3351-7265
JR中央・総武線「信濃町駅」より徒歩5分
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」より徒歩9分


文学座 03-3351-7265 ( 10:00→18:00日祝除く )
〒160-0016 東京都新宿区信濃町10