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公演情報
 

2024年 文学座公演情報


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3月

A・B・グループ・ユース会員…ご招待



 3月アトリエの会
『アンドーラ』

 作:マックス・フリッシュ 訳:長田紫乃 演出:西本由香


異なるものへの恐れ、保身、人間が当たり前に持つ弱さ、その小さな積み重ねが、大きな悲劇へと繋がっていく、作者マックス・フリッシュはこれは架空の物語である、という前置きをしながら「ユダヤ」という現実の言葉を使うことで、全ての人類に対してこの寓話から目を逸らすなと警鐘を鳴らしています。彼がこの作品に込めた怒りと祈りは、物語の舞台となる国『アンドーラ』の民と同じく、善良で平和を愛しているはずの私たち日本人に対しても、未だ切実に響いてくるのです。(西本由香)


【出 演】
大原康裕、郡山冬果、沢田冬樹、横山祥二、助川嘉隆、細貝光司、吉野実紗、 釆澤靖起、萩原亮介、武田知久、小石川桃子、渡邊真砂珠、山岡隆之介、稲岡良純

3月11日[月]→3月26[火]
文学座アトリエ
一般前売開始  2月6日(火)
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5月

A・グループ・ユース会員…ご招待
B会員…2割引


アトリエ本公演
『アラビアンナイト』

 作:ドミニク・クック 訳:鴇澤麻由子 演出:五戸真理枝


高瀬久男演出により2002年の初演、2006年の再演共に各方面で絶賛された『アラビアンナイト』を、新演出でお届けいたします。文学座ファミリーシアターを、あらためて伝統として継いでいくための第一歩として、座員の熱いラブコールによりこの作品が選ばれました。演出は座内ミニコンペの結果、23年に読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞したばかりの五戸真理枝が担当します。さて、個性豊かな出演者たちは、アトリエの親密な空間に、お馴染みの物語をどのように語り継ぐのでしょうか。ご注目ください。


【出 演】
藤川三郎、松井 工、千田美智子、相川春樹、日景温子、柴田美波、松本祐華、稲岡良純、比嘉崇貴、牧 紅葉

5月4日[土]→18日[土]
文学座アトリエ


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6・7月

A・グループ・ユース会員…ご招待
B会員…2割引


 本公演
『オセロー』

 作/ウィリアム・シェイクスピア 訳:小田島雄志 演出/鵜山 仁


『オセロー』の世界では、登場人物たちのエネルギーのぶつかり合いが、荒唐無稽なほどハイレベルに設定されています。妻デズデモーナの貞節に疑いを抱いた将軍オセローと、彼の嫉妬をあおる部下イアーゴーのやりとりは、常軌を逸したスーパー漫才さながら。また芝居の大詰め、オセローに殺害されたデズデモーナは、オチオチ死んでいられないような呪文の暴風雨にさらされます。あまりにも過剰なセリフという、一見とりとめのないエネルギーを、舞台上にどう構築するか、『オセロー』の魅力も難しさも、実はそこにあるんじゃないかな…と。(鵜山 仁)


【出 演】
石川 武、高橋ひろし、若松泰弘、浅野雅博、横田栄司、石橋徹郎、 上川路啓志、柳橋朋典、千田美智子、増岡裕子、萩原亮介、sara、河野顕斗

6月29日[土]→7月7日[日]
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA


[地方公演]
7月15日[月]長岡リリックホール

一般前売開始5月30日(木)

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9月

A・B・グループ・ユース会員…ご招待


 9月アトリエの会
『永山智行書き下ろし』 

 作:永山智行 演出:五戸真理枝


小説や詩のような味わいのある作品世界――宮崎県を拠点として創作活動を展開してきた永山智行氏。その戯曲は、市井に生きる私たちと地続きにある、丁寧に働き暮らす登場人物たちが主軸となっています。日常的な情景と会話の先に、不意に高く世界を俯瞰するような視点が差し込まれ、劇世界が神話・寓話のような色調を帯びる……。文学座に書き下ろされる初の永山作品は、ピアノの音に彩られた生者と死者の邂逅の物語。演出・五戸真理枝の独自の視点・感性で座組と共に演劇表現の可能性を追求します。


【出 演】
寺田路恵、玉井 碧、鵜澤秀行、高橋ひろし、鈴木弘秋、太田しづか、杉宮匡紀、森 寧々

9月7日[土]→19日[木]
文学座アトリエ


10・11月

A・グループ・ユース会員…ご招待
B会員…2割引
地方公演は支持会員ご招待の対象とはなりません


 本公演
『 摂 』

  作:瀬戸口郁 演出:西川信廣


舞台美術家として手掛けた舞台は1600本を超え、演劇界に大きな足跡を残した朝倉摂。しかし彼女が舞台美術家として邁進したのはロックフェラー財団の招聘で渡米した48歳以降で、前半生は画壇に新しい世界を切り拓くべく挑戦を続けた日本画家でした。摂は舞台美術の世界に突き進んで以来、絵画の世界とはきっぱりと離れ、自らの日本画家時代の作品を徹底的に封印します。戦前戦後、激動の日本で日本画家・朝倉摂は何に怒り、何と闘い、何に歓喜し、何を貫こうとしたのか――私たち演劇人の恩人・朝倉摂さんの「青の時代」のドラマを描きたいと思います。(瀬戸口郁)     


【出 演】
新橋耐子、原 康義、富沢亜古、細貝光司、荘田由紀、日景温子 ほか

10月28日[月]→11月6日[水]
紀伊國屋ホール



[地方公演]
11月9日[土]・10日[日]ピッコロシアター



 地方公演  支持会員ご招待の対象とはなりません。


『五十四の瞳』

  作:鄭 義信 演出:松本祐子


【出 演】
たかお鷹、金沢映実、神野 崇、頼経明子、松岡依都美、越塚 学、杉宮匡紀、川合耀祐

3月→6月 首都圏・九州・横浜
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