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公演情報
 

2023年 文学座公演情報


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3月

A・B・グループ・ユース会員…ご招待



 3月アトリエの会
『挿話(エピソオド)〜A Tropical Fantasy〜』

 作/加藤道夫  演出:的早孝起

この作品は架空の南の島ヤペロ島にて終戦の報せを受ける日本軍人と島の住民、そしてマンブルゥの木に現れる住民の亡霊たちとのお話です。 作家の加藤道夫さんは第二次世界大戦中実際に東南アジアの島に通訳として従軍していました。 戦争を体験した加藤さんが終戦の舞台を架空の島にして描いたその眼差しを、島の眼差しと重ね合わせ、さらにそれを子供のような無垢で混沌とした眼差しと捉えてみます。 きっとそこに生きるモノたちは、現代の呪いから自由になった命と心を生み出してくれると思います。(的早孝起)


【出 演】
中村彰男、清水明彦、沢田冬樹、横山祥二、山森大輔、相川春樹、小石川桃子

3月14日[火]→3月26[日]
文学座アトリエ
一般前売開始  2月14日(火)


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5月

A・グループ・ユース会員…ご招待
B会員…2割引


 本公演
『地獄のオルフェウス』

 作:テネシー・ウィリアムズ 訳:広田敦郎 演出:松本祐子

テネシー・ウィリアムズの言葉は心の柔らかいところに直接働きかけてきます。大学生の頃に出会った「人はこの地上に生きている限り自分の皮膚というさみしさの殻は破れない」という言葉は、私のフラストレーションのもとに突き刺さり細胞が沸き立ちました。この言葉のおかげで自分の孤独に向き合えたように思います。真に触れ合うことへの強い欲望と渇きに満ちた『地獄のオルフェウス』は孤独な現代社会を強い光で照射し、「生きるとは?」という根源的な問いを投げかけてくれると信じています。(松本祐子)


【出 演】
赤司まり子、つかもと景子、廣田高志、金沢映実、高橋ひろし、若松泰弘、鈴木弘秋、名越志保、太田しづか、鬼頭典子、木津誠之、頼経明子、下池沙知、小谷俊輔、室園 元

5月9日[火]→23日[火]
文学座アトリエ



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6・7月

A・グループ・ユース会員…ご招待
B会員…2割引


 本公演
『夏の夜の夢』

 作/W・シェイクスピア 訳:小田島雄志 演出/鵜山 仁

街と森…庶民と貴族…恋の幻惑と幻滅…人間存在と「非」人間存在 …夜と昼…夢とうつつ…そして生と死…上演にあたっては何よりもこうした 一見対立する概念世界の交流・交錯・衝突・爆発が生み出す新鮮・奇体・自由な風景の出現を待望しています それはいわば個体の死後 また生前とも連なり 「わたくし」を超えた 広く長い時空に関わる価値観であり 今われわれがぼんやりと しかし実は痛切に必要としているヴィジョンだと思うのです (鵜山 仁)


【出 演】
石川 武、中村彰男、大原康裕、今村俊一、横山祥二、石橋徹郎、清水圭吾、吉野実紗、池田倫太朗、奥田一平、小谷俊輔、平体まひろ、渡邊真砂珠

6月29日[木]→7月7日[金]
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA


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9月

A・B・グループ・ユース会員…ご招待


 9月アトリエの会
『アナトミー・オブ・ア・スーサイド 
   ― 死と生をめぐる重奏曲 ―  』 

 作/アリス・バーチ 訳:關智子 演出/生田みゆき

混沌とした現代を生きる我々が抱える、命を未来に繋ぐことへの希望と恐怖。これを、本作は「自殺」をめぐる三世代の女性の物語に託し、三つの物語を舞台上で音楽的に並走させるという実験的な構造で描いています。生と死の狭間で揺れ動く小さな人間の姿を、庭に生い茂るプラムの木の半永久的な存在と共に立ち上げることで、我々の抱える希望と恐怖に新たな眼差しを向け、それが未来への小さな突破口になればと思います。(生田みゆき)


【出 演】
沢田冬樹、鈴木弘秋、目黒未奈、栗田桃子、渋谷はるか、山森大輔、吉野実紗、梅村綾子、柴田美波、磯田美絵、村上 佳

9月11日[月]→23日[土・祝]
文学座アトリエ


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10・11月

A・グループ・ユース会員…ご招待
B会員…2割引
地方公演は支持会員ご招待の対象とはなりません


 本公演
『逃げろ!芥川』

  作/畑澤聖悟 演出/西川信廣

1919年(大正8年)親友同士の芥川龍之介と菊池寛は列車で長崎旅行に出かけた。この時期に世界的に大流行した「スペイン風邪」感染を恐れての逃避行だ。舞台は長崎に向かう列車の中。様々な人間が乗り込んでくるのだが、「感冒の床から」を書いた与謝野晶子や「鼻」の和尚、「蜘蛛の糸」のカンダタ、おまけに「河童」の河童まで登場し、舞台はまるで「銀河鉄道の夜」の様相をおびてくる。芥川龍之介、菊池寛ら大正の文学者が見た100年前のパンデミック「スペイン風邪」を通して、人類と病原菌との闘いを俯瞰して、現代社会をあぶりだす。(西川信廣)


【出 演】
石川 武、瀬戸口郁、若松泰弘、郡山冬果、鹿野真央、柳絢子、日景温子、牧 紅葉

10月27日[金]→11月4日[土]
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA



[地方公演]
11月8日[水]八尾プリズムホール
11月12日[日]長岡リリックホール

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 地方公演  支持会員ご招待の対象とはなりません。


『昭和虞美人草』

  作/マキノノゾミ 演出/西川信廣


【出 演】
早坂直家、富沢亜古、植田真介、細貝光司、上川路啓志、鹿野真央、柳絢子、西村知泰、松本祐華、森 寧々

3月〜8月 九州・中部北陸・神奈川・尼崎
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 地方公演  支持会員ご招待の対象とはなりません。


『五十四の瞳』

  作/鄭義信 演出/松本祐子


【出 演】
たかお鷹、金沢映実、神野 崇、頼経明子、松岡依都美、越塚 学、杉宮匡紀、川合耀祐

8月→9月 近畿・姫路・可児・静岡
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