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文学座とは

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文学座とは・・・
 
<創造の理念と歴史>
 第二次世界大戦を生き抜き、戦後半世紀をすぎた今日まで、様々な危機に直面しながらも持続的な演劇創造活動を展開してきた文学座は今年、創立67周年を迎えています。
1937年、岸田國士、久保田万太郎、岩田豊雄らが劇団創立の際に述べた所信には、

「……真に魅力ある現代人の演劇をつくりたい。
現代人の生活感情にもっとも密接な演劇の魅力を創造しよう」

とあります。この創造の理念は今も生きています。
半世紀以上にわたる歴史の中で、森本薫、加藤道夫、三島由紀夫、福田恆存、矢代静一、水上勉、宮本研、有吉佐和子など日本を代表する劇作家をはじめ、シェイクスピア、モリエール、チェーホフ、テネシー・ウィリアムズ、ニール・サイモンなどの作品をそれぞれの時代に即応した視点から上演し、
女の一生」「華岡青洲の妻」「欲望という名の電車」など演劇史に残る数々の名作を生み出してきました。
また、戦後になると『アトリエ』を創立、本公演と小空間での公演を活動の二本の柱に現代演劇の前衛≠ニして経済的負担に臆することなく、実験的、冒険的な試みに挑戦してきました。実存主義演劇、不条理劇、アンダーグラウンド演劇にも敏感に反応しながら、常に時代の先端を行く演劇活動の道を歩んできました。
海外の作家ではカミュ、サルトル、オズボーン、ウェスカー、ピンター、ベケットなどの作品を取り上げ、国内では別役実、つかこうへい、清水邦夫、金杉忠男ら同時代の作家達との共同作業にもいち早く取り組み、日本の演劇界に創造的な刺激を与えてきました。 

アトリエ憲章

<継承と発展>
こうした劇団の創造理念は絶えざる検証と深化を繰り返しながら今日に至り、より一層力強く実践されています。
とりわけ創立60周年を記念した企画においては本公演で別役実、川ア照代、八木柊一郎、松原敏春、江守徹の書下ろしを、アトリエ公演では別役実、鐘下辰男、宮沢章夫、平田オリザ、岩松了、坂手洋二の書下ろしをそれぞれ連続上演するという画期的な取り組みを成功させ、以後も平石耕一、鐘下辰男(以上本公演)、皆川博子、鈴江俊郎、鄭義信、松田正隆(以上アトリエ公演)など、現代の劇作界をリードする作家たちとの共同作業を精力的に続けています。加えて、同時に企画された創作戯曲の懸賞募集の当選作品(作:松永尚三)についても99年11月に本公演として上演されました。
また、劇団内外で活躍する劇団員も高い評価を得ており、過去4年間の主な受賞は以下の通りとなっています。