文学座

 

所 奏(Tokoro Kanade )    
 

ところ かなで

1977年東京生まれ。玉川大学文学部芸術学科芸術表現コース卒業。
2003年文学座附属演劇研究所入所(43期)。2008年座員昇格。
演出助手として文学座では西川信廣、鵜山仁、坂口芳貞、瀬久男のもとで経験を積む。劇団外では戌井昭人の演出助手を務める。
2017年の5月アトリエの会『青べか物語』で演出家デビューを飾る。

台本から読み取れる役と役との関係性を重視し、キャストとのコミュニケーションから生まれる創造性のある演出をモットーとしている。
日本の今を映す、現代の劇作家との共同作業に重点を置きつつ、シェイクスピアやブレヒトなど古典の新演出にも取り組む。
小中学生向けのキッズシアターの演出や、高齢者のアマチュア劇団の演出もてがける。

 
 

主な演出作品

2012年 『13700000000』 作 所 奏 (ゼークラフト ギャラリー・ルデコ4F)
13年 『Glitch グリッチ』 作 所 奏 (自主企画公演 新モリヤビル第一稽古場)
14年 『夏の夜の夢』 作 W・シェイクスピア 訳 福田恆存
(シェイクスピアリーディング 新モリヤビル第一稽古場)
17年 『怪人二十面相』 原作:江戸川乱歩 脚色:斉藤祐一
(キッズシアター〜ボクとキミの秘密基地 文学座アトリエ)
 『青べか物語』 原作 山本周五郎 脚色 戌井昭人 (文学座アトリエの会 文学座アトリエ)
18年 『オルケスタ・リブレ Plays 三文オペラ2018』  原作:ベルトルト・ブレヒト 構成:瀬久男
(牛込箪笥区民ホール) 
 『生きてるものはいないのか』  作:前田司郎
(文学座附属演劇研究所本科57期昼間部卒業公演)
 『妖怪博士』 原作:江戸川乱歩 脚色:斉藤祐一
(キッズシアター〜ボクとキミの秘密基地 文学座アトリエ)
19年 『いずれおとらぬトトントトン』 作 戌井昭人 (文学座アトリエの会・文学座アトリエ)
20年  『動員挿話』(『歳月/動員挿話』より) 作 岸田國士 (文学座アトリエの会・文学座アトリエ)
21年 『ガジュマルの樹の下で』  脚本 平良太宣
 (劇団ZERO‐ICH 劇場MOMO) 
 『大金塊』  原作 江戸川乱歩 脚色 斉藤祐一 
(キッズシアター ボクとキミの秘密基地 雑遊)
 『青銅の魔人』  原作 江戸川乱歩 脚色 斉藤祐一 
(キッズシアター ボクとキミの秘密基地 シアターグリーンBASE THEATER)
 『どんぶりの底』 脚本 戌井昭人
(プラチナネクスト 中目黒キンケロシアター)
22年 『文、分、異聞』(第67回岸田國士戯曲賞最終候補)  作 原田ゆう
 (文学座アトリエの会 文学座アトリエ) 

 

主な演出助手として参加した作品

2007年 『海と日傘』 作 松田正隆 演出 瀬久男 (あうるすぽっと)
2010年 『くにこ』 作 中島淳彦 演出 鵜山仁(文学座)
2011年 『花咲くチェリー』 作 ロバート・ボルト 訳 坂口玲子 演出 坂口芳貞 (文学座)
 『岸田國士傑作短編集』 作 岸田國士 演出 西川信廣(文学座)
2012年 『季節のない街』 原作 山本周五郎 脚本・演出 戌井昭人 (あうるすぽっと)
2016年 『何か いけないことを しましたでしょうか? という、私たちのハナシ。』 作 中島敦彦 演出 鵜山 仁 (紀伊國屋サザンシアター)
  『越前竹人形』 作 水上 勉 演出 高橋正徳 (紀伊國屋ホール)

 



 
 

 

 
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