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文化庁文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
文学座アトリエ70周年記念公演

文学座3月アトリエの会/岸田國士フェスティバル

「 歳月/動員挿話 」
        

作:岸田國士
演出:西本由香(歳月)
   所 奏(動員挿話)

日程:2020年3月17日[火]→29日[日]
会場:信濃町 文学座アトリエ



2020年に文学座アトリエは70周年を迎えました。
70周年記念公演のオープニングを飾るのは岸田國士作『歳月』と『動員挿話』の二本立て上演です。
この2作品が書かれたのはそれぞれ93年前と85年前。岸田は当時30代~40代でした。
奇しくも今回演出を手掛ける西本由香と所奏も同じ年代です。
『ジョー・エッグ』で問題作を、『いずれおとらぬトトントトン』で怪作をアトリエから世に送り出した2人が、文学座の創立者である岸田の作品を現代に甦らせます。


岸田國士(きしだ・くにお)

1890年、四谷に陸軍士官の長男として生まれる。
陸軍士官学校を経て少尉として任官後、文学への夢を断ち切れず28歳にして東京帝大文科に入学。
1919年にはフランスに渡りヴィユ・コロンビエ座を中心に演劇を学ぶ。
1937年、久保田万太郎、岩田豊雄(獅子文六)とともに文学座を創立。
1950年に三島由紀夫、福田恆存らと「雲の会」を結成。
1954年『どん底』の舞台稽古中に倒れ、翌日死去する。


  西本由香
(にしもと・ゆか)

記憶の中になんとも名付け難い感情を残して漂ういくつかの場面、そういったものを誰もがいくつか持っているのではないでしょうか。
岸田國士はそれを注意深く見つめ、細かく編み込んだ言葉によって掬い上げていきます。
「『或こと』を言ふために芝居を書くのではない。芝居を書くために『何か知ら』云ふのだ」という言葉を残した彼が「これが私の『戯曲を書くために何かしらを云う』最後の作品となった」と記しているのが本作『歳月』です。
活動の初期から創作の上で意識的に様々な実験を行ってきた岸田國士。
その彼にとって一つの到達点ともいうべきこの作品に、同じだけの実験精神をもって臨みたいと思います。


日本大学藝術学部演劇学科演出コース卒。
2006年文学座附属演劇研究所入所(46期)。2012年座員に昇格。
文学座公演に演出部として参加する他、劇団内外で主に鵜山仁、松本祐子などの演出助手を務める。
近年では、ドイツ同時代演劇リーディングシリーズ『明日から世界が!』(17年)、文学座附属演劇研究所研修科卒業公演『美しきものの伝説』(18年)、文学座有志による自主企画公演・世界の演劇『モロッコの甘く危険な香り』(18年)を演出。
2018年12月アトリエの会『ジョー・エッグ』が文学座での初演出となった。
2019年1月から1年間、文化庁新進芸術家海外研修制度により渡独、マキシムゴーリキー劇場にて研修。

  所 奏
(ところ・かなで)

 明治三十七年の夏、日露戦争が始まって約半年後の日本、東京、これこら戦地に赴く少佐の、その軍馬をあずかる馬丁、とその妻の物語です。戦争という狂気に巻き込まれた人たちのおはなしです。戦争を繰り返していた時代の、おそらく標準的な考え方に沿って喋る登場人物たち。その中で一人、馬丁の妻数代だけが彼らに異を唱えます。彼女が狂っているのか。それとも彼女を取り巻く登場人物がおかしいのか。狂気の果てに現れるのは……。
 短編らしいあっと驚く結末。そのボルテージの高さは岸田戯曲の中でも別格だと思います。ただ後味が良くありません。その後味の悪さを2020年の観客はどうとらえるのでしょうか。


1977年、東京生まれ。玉川大学文学部芸術学科芸術表現コース卒。
2003年文学座附属演劇研究所入所(43期)。2008年座員昇格。
文学座公演に演出部として参加する他、文学座では西川信廣、鵜山仁、坂口芳貞の演出助手を務めた。
2017年の5月アトリエの会『青べか物語』で演出家デビューを飾る。
近年の演出作品は、キッズシアター~ボクとキミの秘密基地~『怪人二十面相』(17年)、ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ『観客たち』(17年)、文学座附属演劇研究所本科卒業発表会『生きてるものはいないのか』(18年)、キッズシアター~ボクとキミの秘密基地~『妖怪博士』(18年)、文学座アトリエの会『いずれおとらぬトトントトン』(19年)。


歳月

中村彰男

神野 崇

越塚 学

名越志保

前東美菜子

吉野実紗

音道あいり

磯田美絵

動員挿話

斉藤祐一

西岡野人

西村知泰

鈴木亜希子

伊藤安那

松本祐華

 

□スタッフ
美術/島根慈子 照明/阪口美和 音響/丸田裕也 衣裳/宮本宣子 舞台監督/岡野浩之
制作/田中雄一朗、友谷達之、最首志麻子 宣伝美術/藤尾勘太郎

 

 

3月 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
  金祝
14:00  








 


19:00
 
   
 
 
 

 

※開場は開演の30分前。

★=終演後、アフタートークあり。

◎=終演後、アトリエ70周年記念イベントあり。


□前売開始 2020年2月17日(月)
(全席指定・税込)
一般前売 4,600円
当日券 4,800円※1

◎ユースチケット 2,700円 (25歳以下対象。前売・当日共に同料金) ※2


※1 = 当日券は開演の3時間前から専用の電話回線 (03-3353-3566) にて先着販売となります。
※2 = ユースチケットはご観劇当日、年齢を証明するものをご呈示いただきます。
     


□チケット取り扱い

○文学座チケット専用 0120-481034(シバイヲミヨー)
  (10時~17時30分/日祝を除く)

   ≪ご送金方法≫
    銀行振込: 三菱東京UFJ銀行 四谷支店 
            普通口座 4360713 (株)文学座切符代金口
    郵便振替: 00170-4-91348 株式会社文学座

     ※文学座チケット専用ダイヤルにてチケットをご予約の上、
     必要に応じてご送金をお願い致します。ご予約時にもご案内致します。

チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード496-861)
e+(イープラス)(PC・携帯共通)
○カンフェティ(Gettii)
          ※ご利用方法→→ ご購入『歳月/動員挿話』



文学座アトリエ 〒160-0016 東京都新宿区信濃町10 
TEL:0120-481034/03-3351-7265
JR中央・総武線「信濃町駅」より徒歩5分
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」より徒歩9分


文学座 03-3351-7265 ( 10:00→18:00日祝除く )
〒160-0016 東京都新宿区信濃町10