■プロフィール
作/エドワード・オルビー Edward Albee
アーサー・ミラー亡き後、アメリカ演劇界最後の偉大な劇作家と言われる。
1928年、米国ワシントンD.C.で生まれたオルビーは、生後間もなく劇場チェーンを経営する
オルビー家に養子に入り、潤沢な財力と演劇的環境を与えられ、そして家庭の愛には恵まれずに育つ。
様々な職業を経験しながら詩作を続け、30才になる時最初の戯曲『動物園物語』を執筆。
ベルリンでの初演を経て1960年オフ・ブロードウェイで上演。
オビー賞を受賞。1962年には『ヴァージニア・ウルフ』でオン・ブロードウェイに進出。
トニー賞を総嘗め。
エリザベス・テイラー、リチャード・バートン出演で映画化もされ、日本でも今日まで繰り返し上演されている。
『デリケイト・バランス』『海の風景』『幸せの背くらべ』でピューリッツァー賞を3度受賞。
『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』『山羊』でトニー賞演劇作品賞を2度受賞。
2005年にはトニー賞演劇功労特別賞が与えられた。