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文化庁文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

文学座公演  

『 昭和虞美人草 』    

作:マキノノゾミ
演出:西川信廣
   
日程:2021年3月9日(火)~23日(火)
   
会場:信濃町 文学座アトリエ

後援:新宿区   


   上演時間 2時間45分(途中休憩15分)



→ 公演ブログ

→3/13(土)17時の回ライブ映像配信実施!


『王様と私』をベースに日本の明治時代、西洋化が急速に進む東京でいまだ封建的な文化に固執する子爵とアメリカ人女性アンナとの交流を軸に、日本の夜明けをコメディタッチで再現し好評を博した『殿様と私』。
日本人なら誰もが知る偉人の中の偉人野口英世。世界にその名をとどろかせた一方、金銭感覚に疎く大変な浪費家だったという一面をも描いた『再びこの地を踏まず -異説・野口英世物語-』。
これら極上のエンターテイメントを送りだしてきたマキノノゾミ×西川信廣コンビが三度、タッグを組みます。

明治維新というドラスチックな変化を経験した後の日本人像を描いた夏目漱石の「虞美人草」を翻案、設定を1970年代半ばの日本に置換え、錯綜する若者たちの姿の中に「普遍的な、何かとても大切なこと」を描き出します。

時は1973 年。The Beatles、The Rolling Stones、Led Zeppelinといった70年代ロックにどっぷりと浸かり、大人への階段を上っている途中の若者たちが織り成す悲喜こもごも。代議士の息子である甲野欽吾は売れないマニアックなロック雑誌「エピタフ」を刊行している。盟友である宗近、小野、浅井らが編集に携わるという、いわゆる同人誌的な雑誌であった。ある日小野と浅井が「エピタフ」を辞めると言い出す。それと同時に甲野の腹違いの妹である藤尾は司法試験のために勉強中である小野に急接近。しかし小野には郷里に小夜子という許嫁に近い女性がいるのだった。煮え切らない態度の小野に宗近が諭す。「そいつはロックじゃないぜ…」
昭和の敗戦から、やがて高度経済成長の絶頂と終焉に向かう時代のうねりの中で錯綜する若者たち。夏目漱石の「虞美人草」をマキノノゾミが翻案し、熱く描いた青春群像劇!


マキノノゾミ

1959年静岡県浜松市出身。劇作家、脚本家、演出家。
1984年劇団M.O.P.結成、2010年の解散公演まで主宰を務める。
1994年、『MOTHER』で第45回芸術選奨文部大臣新人賞。1997年、『東京原子核クラブ』で第49回読売文学賞。1998年、『フユヒコ』で第5回読売演劇大賞優秀作品賞。 2000年、『高き彼物』で第4回鶴屋南北賞。2001年、『黒いハンカチーフ』『赤シャツ』で第36回紀伊國屋演劇賞個人賞。同年『怒濤』(作:森本薫)で第8回読売演劇大賞優秀演出家賞・同作品賞。2008年、『殿様と私』で第15回読売演劇大賞優秀作品賞。2011年、『ローマの休日』で第36回菊田一夫賞演劇賞など受賞。
文学座には『殿様と私』、『再びこの地を踏まず-異説・野口英世物語-』を書き下ろし、好評を博している。





  西川信廣

1949年東京生まれ。文学座附属演劇研究所16期/1981年座員に昇格。
1984年文学座アトリエの会『クリスタル・クリアー』で文学座初演出。
1986年から1年間文化庁在外研修員として渡英。ブリストル・オールドヴィックやナショナル・シアターでロジャー・リース、ピーター・ホールらの演出助手を務める。
帰国後は、劇団公演以外にも、『黒蜥蜴』(明治座)・『マイ・フェア・レディ』(東宝)などの大劇場作品から、 『黄昏にロマンス』(可児市文化創造センター)、再演を重ねる『てけれっつのぱ』(文化座)、『真砂女』(朋友)、 『十二人の怒れる男たち』『音楽劇わが町』(以上俳優座劇場プロデュース)など幅広く活躍。
地域演劇にも力を入れており、可児市文化創造センターから『すててこてこてこ』 『移動』などを発信。金沢市民芸術村で立ち上げた『おーい幾多郎』も全国で公演された。
1992年『マイチルドレン!マイアフリカ!』で紀伊國屋演劇賞個人賞、芸術選奨・文部大臣新人賞受賞。1994年本公演『背信の日々』で読売演劇大賞優秀演出家賞受賞(その後『水面鏡』『寒花』などでも受賞)。
最近の劇団公演は『真実』、『寒花』(2019年再演)、アトリエの会『熱帯のアンナ』。 2019年公開の『兄消える』で映画監督も務める。
新国立劇場演劇研修所副所長。東京藝大客員教授。日本劇団協議会会長。日本演出者協会理事。


         

早坂直家

植田真介

斉藤祐一

細貝光司

上川路啓志

富沢亜古

伊藤安那

鹿野真央

高柳絢子

平体まひろ

 

□スタッフ
美術:奥村泰彦 照明:塚本 悟 音楽:上田 亨 音響効果:中嶋直勝 衣裳:山田靖子
演出助手:五戸真理枝 舞台監督:寺田 修 制作:白田 聡、最首志麻子、田中雄一朗

 


      
  3/9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
  土・祝
12:00        
 

 
 

 
 
14:00  


 

 
   
 
17:00
     
   
 

 
 

★=夜割

◎=Streaming+にてライブ配信(アーカイブ視聴あり)

3月13日(土)17:00開演の回をライブ配信、13日以降は見逃し配信でご覧頂けます。
★視聴チケット料金:3,000円(消費税込・別途手数料)お申込みはこちらから。

視聴チケットは2月17日(水)12時より販売開始!

視聴期間は2つの期間がございます。視聴する日時により、チケット販売期間が異なります。

①3月13日(土)17:00~3月19日(金)23:59まで

(①のチケット販売期間:2/17(水)12:00~3/19(金)20:00)

②3月20日(土) 0:00~3月26日(金)23:59まで

(②のチケット販売期間:2/17(水)12:00~3/26(金)20:00)

※購入にはイープラスの会員登録(無料)が必要です。

各期間、配信日2日前からはカード決済のみでの販売となります。


★パートナーズ倶楽部・支持会員様は購入される前に必ず別途お送りしたお知らせをご覧ください。

 パートナーズ倶楽部・A・Y・G会員様は無料で、B会員様は割引価格にてご覧いただけます。

 送付いたしますご案内をお確かめください。

□前売開始 2021年2月17日(水)
(全席指定・消費税込)
一 般 6,200円
夜 割 4,500円(3/9・17の夜公演限定)

ユースチケット 3,800円 (25歳以下) ※
◎新宿区民割 5,580円(新宿区在住・在勤の方対象)
◎夫 婦 割  11,000円
◎中・高校生 2,500円 ※

※ご来場の際にユースチケットは年齢を証明するもの、中・高校生は学生証を当日劇場でご呈示いただきます。
車イスでのご来場のお客様は、必ず購入時に文学座までお知らせください。未就学児の入場はご遠慮ください。
当日券は開演の2時間前より03-3353-3566(文学座当日券申込専用)でご予約を承ります。
◎印=文学座のみ取り扱い
     


□チケット取り扱い

文学座オンラインチケット
Webでお気軽にクレジットカードやコンビニ払い・発券が可能な新システムを導入しました。
24時間いつでも購入可能!!座席表を見ながら、お好みの席を選べます。

○文学座チケット専用 0120-481034(シバイヲミヨー)
  (10時~17時/日祝を除く)   
〇お支払い
ご予約後、郵便振替用紙をチケットと同封して郵送いたしますので、到着後にお振込みください。銀行振込をご希望の場合は下記口座をご利用ください。      

   ≪ご送金方法≫
    銀行振込: 三菱UFJ銀行 四谷支店 
            普通口座 4360713 (株)文学座切符代金口
    郵便振替: 00170-4-91348 株式会社文学座

e+(イープラス)(PC・携帯共通)


  


文学座アトリエ 〒160-0016 東京都新宿区信濃町10 
TEL:0120-481034/03-3351-7265
JR中央・総武線「信濃町駅」より徒歩5分
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」より徒歩9分


可児市文化創造センター・小劇場 [アクセス]
□日程
2021年3月27日(土)17:30/28日(日)14:00/29日(月)14:00
□前売開始 2021年 1月23日
お問合せ:可児市文化創造センター (9:00~19:00/火曜日休館)
電話予約TEL 0574-60-3050(9時から19時まで)※電話予約は一般発売日の翌日から
〒509-0203 岐阜県可児市下恵土3433-139


文学座 03-3351-7265 ( 10:00→17:00日祝除く )
〒160-0016 東京都新宿区信濃町10