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文化庁文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))
独立行政法人日本芸術文化振興会


文学座公演  

『 夏の夜の夢 』    

作:ウィリアム・シェイクスピア
訳:小田島雄志
演出:鵜山 仁
   
日程:2023年6月29日(木)~7月7日(金)
   
会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
   
一般前売開始日:5月30日(火)
オンラインチケット先行:10時~
電話予約:11時~
上演時間 2時間30分(途中15分の休憩を含む)
  

→【『夏の夜の夢』Twitter】

→【文学座公演『地獄のオルフェウス』『夏の夜の夢』若手座談会~前編~】

→【文学座公演『地獄のオルフェウス』『夏の夜の夢』若手座談会~後編~】

 

久しぶりにマスクをはずして、改めて目の前の人がこんな顔をしていたのかとまじまじとみつめるように、改めて私たちを取り巻く世界を素肌に感じたい。
「夢」みる力を鍛えて、心に魔法をかける夏の夜を夢見たい。シェイクスピア作品『ヘンリー六世』で読売演劇大賞最優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞に輝く鵜山仁が夢先案内人となって、音楽と幻視に彩られた世界へお連れします。どうぞ魔法にかかりにいらしてください。


アテネ公シーシュースとアマゾン国のヒポリタとの結婚式が間近に迫っている。結婚式の余興をするために、6人の職人が森に集まることにする。恋仲の若者たちハーミアとライサンダーは、ハーミアの父イージーアスから結婚を反対されている。イージーアスはディミートリアスという若者とハーミアを結婚させようとし「父の言いつけに背く娘は死刑とする」という古い法律に則って、シーシュースに娘ハーミアを死刑にすることを願い出る。シーシュースは悩むものの、自らの結婚式までの4日を猶予とし、ディミートリアスと結婚するか死刑かをハーミアに選ばせる。ライサンダーとハーミアは駆け落ちして森で会うことにし、ハーミアはこのことを友人ヘレナに打ち明ける。ディミートリアスを愛しているヘレナは二人の後を追う。
かくして、10人の人間が、夏至の夜に妖精の集う森へ出かけていくことになる。
森では妖精王オーベロンと女王タイテーニアが喧嘩の最中。機嫌を損ねたオーベロンはパックを使って、タイテーニアのまぶたに花の汁から作った媚薬をぬらせることにする。
恋に盲目となった人間たちと、そそっかしい妖精たちが巻き起こす大混乱の行く末は…。



  鵜山 仁

コロナ禍やウクライナでの戦争は、われわれが拠り所にしている「現実世界」が、いかに危ういものであるかを明らかにしてくれました。
一見盤石で平和に見えたこの世界は、こんなにも危ういものだった。だとすれば目に見えるこの世界の「外」にある、目に見えない世界の豊かさ、美しさ、恐ろしさを、何とか舞台の上に映し出してみたい。
「豊かさ」は、必ずしも心地よいものとは限りませんが、きっとわれわれに、思いもかけない発見を、喜びをもたらしてくれるものだと思います。

奈良県出身。文学座附属演劇研究所17期、1982年座員に昇格。初演出は1982年文学座アトリエの会『プラハ1975』。以降、精力的な演出活動を続け、日本演劇界を代表する演出家の一人である。83年から1年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在。89年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。99年『おばかさんの夕食会』『夢の島イニシュマーン』の演出で第2回毎日芸術賞千田是也賞、2001年新国立劇場『コペンハーゲン』などで紀伊國屋演劇賞個人賞と読売演劇大賞優秀演出家賞、04年『ニュルンベルグ裁判』(ひょうご舞台芸術)などにより第11回読売演劇大賞の大賞と最優秀演出家賞、10年『ヘンリー六世』(新国立劇場)により第17回読売演劇大賞最優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞、16年『廃墟』(文化座+東演)、『マンザナ、わが町』(こまつ座)により第23回読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞。昨年17年には『その人を知らず』(東演+文化座+民藝+青年座+文学座)の演出を手掛けた。 18年フランスの劇作家フロリアン・ゼレール作『真実』の翻訳や、『怪談 牡丹燈籠』の演出などの文学座公演のみならず、多方面で活動の場を広げている。 07年9月~10年8月、新国立劇場の第4代芸術監督(演劇部門)を務めた。


 

        


石川 武

中村彰男

大原康裕

今村俊一

横山祥二

石橋徹郎

清水圭吾

吉野実紗

池田倫太朗

奥田一平

小谷俊輔

平体まひろ

渡邊真砂珠


□スタッフ
美術:乘峯雅寛 照明:賀澤礼子 音楽:芳垣安洋高良久美子 音響:秦 大介 衣裳:原 まさみ
キャンドル・アート:米澤 純 映像:浦島 啓 ステージング:高橋ひろし 舞台監督:加瀬幸恵
演出補:戸塚 萌 制作:友谷達之、最首志麻子、白田 聡 ワックス・アート:米澤 純 宣伝美術:三木俊一(文京図案室) 

            
  6/29 30 7/1 2 3 4 5 6 7
 
13:00      
18:30           

★=夜割 ※開場は開演の30分前

◎=終演後、アフタートーク実施予定

6/30(金)浦井健治(俳優)×鵜山 仁(演出)

7/2(日)野田 学(明治大学教授 国際演劇評論家協会日本センター)×鵜山 仁(演出)

7/4(火)出演者

□前売開始 2023年5月30日(火)
10:00~(オンラインチケット先行)/11:00~(電話予約)

(全席指定・税込)

一 般 6,200円
夜 割 4,500円(6/29、7/3の夜公演限定)

ユースチケット 3,800円 (25歳以下) ※
◎夫 婦 割  11,000円
◎中・高校生 2,500円 ※

※ご来場の際にユースチケットは年齢を証明するもの、中・高校生は学生証を当日劇場でご呈示いただきます。
◎印=文学座のみ取り扱い

□チケット取り扱い

文学座オンラインチケット
Webでお気軽にクレジットカードやコンビニ払い・発券が可能な新システムを導入しました。
24時間いつでも購入可能!!座席表を見ながら、お好みの席を選べます。

○文学座チケット専用ダイヤル 0120-481034(シバイヲミヨー)(11時~17時30分/日祝を除く)
≪お支払い方法≫
ご予約後、郵便振替用紙をチケットと同封して郵送いたしますので、到着後にお振込みください。銀行振込をご希望の場合は下記口座をご利用ください。
≪ご送金方法≫
銀行振込: 三菱UFJ銀行 四谷支店 
普通口座 4360713 (株)文学座切符代金口
郵便振替: 00170-4-91348 株式会社文学座

e+(イープラス)(PC・携帯共通)

○キノチケットカウンター 紀伊國屋書店 新宿本店(店頭販売のみ/10:00~18:30)

キノチケオンライン

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紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
〒151-0051 渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 
タカシマヤタイムズスクエア南館7階 
TEL:03-5361-3321
JR新宿駅南口徒歩8分



文学座 03-3351-7265 ( 10:00→18:00日祝除く )
〒160-0016 東京都新宿区信濃町10