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ワークショップ

サマーワークショップ
   
   
 


 
文学座のサマーワークショップ

夏恒例の文学座による演劇ワークショップ!
今年も第一線で活躍する文学座の演出家、俳優によるプログラムをお届けします。
演劇経験のない方から将来文学座附属演劇研究所への受験をお考えの方まで
どなたでも受講いただけます!





  プログラム1
『 演技とは 』

 講師/五戸真理枝(演出家)
兵庫県出身。早稲田大学第一文学部演劇映像専修卒業。2005年文学座演劇研究所入所(45期)。2010年座員昇格。小道具係、衣裳係、演出助手などとして座内の多数の公演に参加。2016年文学座アトリエの会『かどで/舵』の『舵』が文学座初演出作品。演出の他、戯曲や童話の執筆も手掛ける。 2023年、『コーヒーと恋愛』(文学座アトリエの会/脚色も担当)、『貴婦人の来訪』(新国立劇場)、『毛皮のヴィーナス』(世田谷パブリックシアター)での演出で、第30回読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞。 主な演出作品にゴーリキー作『どん底』、チェーホフ作『三人姉妹』、『桜の園』、岸田國士作『命を弄ぶ男ふたり』、モリエール作『人間ぎらい』、太宰治作『新ハムレット』などがある。


「世界は舞台、人は皆役者、登場し、見て、そして去っていく。」というのは古代ギリシャから伝わる言葉ですが
演技について考えることは、複雑な人間社会の中で自分自身がどう生きていくか、考えることにも似ているかもしれません。
自分以外の人間をどうすれば思いやることができるのか、考えてみることにも似ているかもしれません。
私は、演劇は誰にでも開かれた、優しい芸術だと思っております。感性を通して人間を見つめ直す、楽しいワークショップにしたいです。





  プログラム2
『 他者から影響を受け、他者に影響を与える 』

 講師/若松泰弘(俳優)
大阪府出身。1989年文学座附属演劇研究所入所(29期)。1994年座員昇格。近年の出演作品は2018年文学座公演『寒花』、2022年こまつ座公演『吾輩は漱石である』、2023年文学座公演『地獄のオルフェウス』。
舞台出演のほか、朗読・映画・ドラマ・CM・海外ドラマ等の吹替等も多数出演。また、演劇を志す学生の講師なども行っている。
今秋は文学座公演『逃げろ!芥川』に出演し、芥川龍之介役を務める。


 ご承知の通りお芝居には台本という物があります。当然のごとくその台本を元に稽古していくので、私達は、芝居中の登場人物が知り得ない先々の事まで知っている。そう、知ってしまっているのです。登場人物達はその言葉を初めて聞くわけですから、そこにためらいや驚きなど様々なリアクションがあるべきなのですが、知ってしまっている私達はつい、新鮮に受け取る事、新鮮に発声することを忘れてしまいがちです。その、お芝居作りには欠かせない当たり前の作業が、実はこれ、なかなか厄介なのです。
 そして「役作り」なるものは自分一人の作業ではなく、互いに相手から影響を受け、相手に影響を与えるなかで、それぞれのオリジナリティとともに表現されるべきものなのです。そういった、演ずる上で最も大事なことを、テキストを使って掘り下げ、皆さんと共有していきたいと思っております。


文学座サマーワークショップ2023概要
講 師  五戸真理枝・若松泰弘
期 間  2023年8月12日(土)〜18日(金)全7日間
時 間  11:00〜17:00
場 所  文学座稽古場
対 象  高校生以上(全日参加できる方)
募集人数  25名(男女問わず)
受講料  44,000円(消費税込)
応募方法  8月2日(火)17時をもって受付を終了しました
選考方法  定員を超えた場合は抽選とさせていただきます。
 ※応募者多数で抽選になった場合は全日出席の方を優先し、
  年齢の平均化を考慮し39歳以下の方が抽選対象となりますので予めご了承ください。

受付期間  7月19日(水)12時〜8月2日(水)17時
選考結果  受講案内・抽選結果は〆切後3日以内にメールでお知らせいたします。
 ※携帯電話などでの受信の場合はbungakuza.com及びgmail.comからのメールを
   受信できるようにドメイン解除設定をお願いします。
 ※マスクの着脱については、受講生の皆様の判断に委ねます。個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願い致します。
 ※ワークショップご案内の目的以外には使用いたしません。
 ※今後の情勢などにより内容の変更等生じる場合があります。