授業の様子等は、研究所ブログで適宜更新しております。
◆ 本科[1年間]
授業内容は大別して“理論と実践”です。演技実習、音楽、体操、アクション、吹替え実習、能、作法、着物の着付け等を学びます。
また演劇評論家や専門家による演劇理論や演劇史などの座学も行います。
"実践"と"上演"の機会としての発表会を年間4本実施することで、"学ぶ"だけで終わらないカリキュラムを組んでいます。
発表会と演技実習においては、様々な時代の日本語表現と生活文化を体現できる俳優になるため、年間を通して多彩な作品とテキストを扱います。
演出部・制作部は原則として演技部と同じ授業を受けますが、演出部・制作部だけのを特別授業を行います。発表会では演出助手やスタッフとして演出家や舞台監督との連携を通して経験を積みます。
○授業
週5日 (昼間部は土日休み・夜間部は水日休み)
・昼間部 10時~14時30分 (昼食休憩あり)
・夜間部 18時~21時40分
※14時30分~18時は教室を開放。
※夏期休暇約30日間、冬期休暇約10日間
○発表会 (年間4本)
文学座アトリエ発表会
・『わが町』(作=ソーントン・ワイルダー)
・『女の一生』(作=森本薫)
・卒業発表会(作品は未定)
稽古場発表会
・『俳優についての逆説』(作=宮本研)
※発表会の稽古期間(約40日間)は、週6日(日曜休み)で授業時間が延長する場合あり。
※発表会本番は日曜日、もしくは日曜日を含めた週末に実施。
◆ 研修科[2年間]
本科卒業と同時に、将来文学座入座の志望と、さらなる修練を望む者の中から選抜された者が2年間の研鑽を積みます。
年間4本の発表会は、文学座の劇団公演とほぼ同じ創作環境・創作過程となるため、プロとしての意識を高めていきます。研修科は文学座映画放送部のマネージメントを受ける立場になるため、舞台・映像などへの出演、文学座公演への出演の可能性もあるため、プロとしての第一歩を踏み出す場でもあります。
演出部・制作部は発表会・劇団公演などの現場で実際の仕事を通して経験を積みます。
○発表会 (年間4本)
和洋・時代を問わず様々な作家の作品・戯曲に取り組み、多様な作品に対応できる実践力と自主性を伸ばすことを重視します。
稽古時間は、文学座公演とほぼ同じ創作環境になるため、約40日間で週6日13時~19時をベースに、作品によって稽古スケジュールを組みます。
○授業・集中講義
週1回の体操(土曜午前)と、年2回の集中講義(マイム・ボイス・ダンス)があります。
集中講義は、発表会稽古期間外で、2~3週間の期間で、10時30分~14時に実施。
他に吹替実習、座員による特別講義などを実施することがあります。
◆ 講師陣 (本科カリキュラム)
<演技実習>