地獄のオルフェウス
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文学座公演  

『 地獄のオルフェウス 』    

作:テネシー・ウィリアムズ
訳:広田敦郎
演出:松本祐子
   
日程:2023年5月9日(火)~5月23日(火)
   
会場:文学座アトリエ

  上演時間 3時間5分(途中2回の休憩を含む)

  

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1957年にブロードウェイで初演された『地獄のオルフェウス』は、1961年に文学座が日本初演し、1979年の再演の際には杉村春子、江守徹、太地喜和子という配役で話題になりました。『ガラスの動物園』『欲望という名の電車』に続く、テネシー・ウィリアムズの魅力に迫る第三弾。アトリエという空間で繰り広げられる濃密な世界で、欲望と孤独を抱えながら生きる人間の姿は現代の私たちの姿をも映し出します。
                           



撮影:宮川舞子



アメリカ南部の小さな田舎町での晩冬から初春にかけての陰鬱な雨の季節の物語。 病に伏している店主ジェイブを抱えて洋品雑貨店を営む妻のレイディは愛のない孤独な生活を送っている。レイディはイタリア移民である父親を貶められ殺された挙句、金で買われジェイブの妻となったのだった。 ある日この田舎町にギターを手に流れてきた蛇革のジャケットの若い男が現れた。名前はヴァル。レイディは彼に次第に惹かれていき、希望を見出すようになる。レイディはヴァルを店員として雇い、店の片隅に住まわせ、やがて二人は愛を確かめ合う。小さな田舎町はヴァルを巡り欲望うずめく女たちと偏見に満ちた男たちで歪んでゆく。それは哀しい破滅への始まりだった。

テネシー・ウィリアムズ

1911年3月26日、アメリカ合衆国ミシシッピ州コロンバス生まれ。
愛称の「テネシー」は本名「トマス」の南部訛りから友人がつける。 ミズーリ大学など3大学で学び、様々な職業を経て作家に。彼の作品は自伝的要素が強く、特に精神疾患で生涯のほとんどを精神病院で過ごした姉ローズからは、大きな影響を受ける。
1948年に『欲望という名の電車』、1955年には『やけたトタン屋根の猫』でピューリッツァー賞受賞など、受賞歴多数。日本には1969年6月、文学座の招聘により来日。その後アルコールと睡眠薬中毒の治療を行いながら、翌年再び来日。1983年2月25日、ニューヨークのホテルで死亡。享年71。

主な作品:『ガラスの動物園』(1945)、『欲望という名の電車』(1947)、『夏と煙』(1948)、『カミノ・レアル』(1953)、『バラの刺青』(1955)、『やけたトタン屋根の猫』(1955)、『ベビイ・ドール』(1956)、『地獄のオルフェ』(1957)、『青春の甘き小鳥』(1959)、『去年の夏突然に』(1959)、『イグアナの夜』(1961) ほか。

広田敦郎

劇団四季、TPTを経て、フリーランスの戯曲翻訳者。英語圏演劇の古典・新作から非英語圏の作品まで、幅広く翻訳を手がける。2009年、トム・ストッパード作『コースト・オブ・ユートピア──ユートピアの岸へ』の翻訳で第2回小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞。 最近の翻訳上演作品:トム・ストッパード作『レオポルトシュタット』、アレクシ・ケイ・キャンベル作『The Pride』、アーサー・ミラー作『セールスマンの死』『みんな我が子』、カレル・チャペック作『母』、サイモン・スティーヴンス作『FORTUNE』、テネシー・ウィリアムズ作『西洋能 男が死ぬ日』、ダイアナ・ソン作『STOP KISS』、ダグラス・マックスウェル作『OUR BAD MAGNET』


  松本祐子

大阪府生まれ。1992年文学座附属演劇研究所入所、1997年文学座座員に昇格。1999年文化庁在外研修員として1年間ロンドンで研修。文学座内外で様々な種類の作品を演出。2002年『ペンテコスト』の上演に対して第9回湯浅芳子賞受賞。2006年『ぬけがら』、『ピーターパン』の演出で第47回毎日芸術賞の千田是也賞受賞。2020年『ヒトハミナ、ヒトナミノ』『スリーウインターズ』の演出で第54回紀伊國屋演劇賞個人賞、第27回読売演劇大賞最優秀演出家賞受賞。『スリーウインターズ』は読売演劇大賞優秀作品賞、第12回小田島雄志翻訳戯曲賞、第7回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞も受賞。2021年『五十四の瞳』の演出で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。日本演出者協会理事、桜美林大学、明治大学非常勤講師。


 
     

赤司まり子

つかもと景子

廣田高志

金沢映実

高橋ひろし

若松泰弘 

鈴木弘秋

名越志保

太田しづか

鬼頭典子

木津誠之

頼経明子

下池沙知

小谷俊輔

室園 元

 

□スタッフ
美術:乘峯雅寛 照明:賀澤礼子 音響:丸田裕也 衣裳:萩野 緑 
編曲・ギター指導:平井 貴 アクション:渥美 博 
舞台監督:加瀬幸恵 演出補:大内一生 制作:前田麻登、鈴木美幸、梶原 優、谷口邦明
イラスト:木村タカヒロ 宣伝美術:西山昭彦


                 
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13:00     休
18:30                 

★=夜割

◎=終演後、アフタートーク実施予定
5/10(水)広田敦郎(訳)×松本祐子(演出)×高橋正徳(演出家)
5/11(木)Ladies' talk
赤司まり子、つかもと景子、金沢映実、名越志保、太田しづか、鬼頭典子、頼経明子、下池沙知
5/17(水)Men's talk
廣田高志、高橋ひろし、若松泰弘、鈴木弘秋、木津誠之、小谷俊輔、室園 元

□前売開始 2023年4月4日(火)
10:00~(オンラインチケット先行)/11:00~(電話予約)

(全席指定・税込)

一 般 6,200円
夜 割 4,500円(5/9、12、15の夜公演限定)

ユースチケット 3,800円 (25歳以下) ※
◎夫 婦 割  11,000円
◎中・高校生 2,500円 ※


◎印=文学座のみ取り扱い


※ご来場の際にユースチケットは年齢を証明するもの、中・高校生は学生証を当日劇場でご呈示いただきます。
車イスでのご来場のお客様は、必ず購入時に文学座までお知らせください。未就学児の入場はご遠慮ください。
当日券は開演の2時間前より03-3353-3566(文学座当日券申込専用)でご予約を承ります。

     


□チケット取り扱い

文学座オンラインチケット
Webでお気軽にクレジットカードやコンビニ払い・発券が可能な新システムを導入しました。
24時間いつでも購入可能!!座席表を見ながら、お好みの席を選べます。

○文学座チケット専用ダイヤル 0120-481034(シバイヲミヨー)(11時~17時30分/日祝を除く)
≪お支払い方法≫
お電話でのご予約でもコンビニでお支払い・発券が可能です。(要手数料)
ご希望の方は郵便振替用紙をチケットと同封して郵送いたしますので、到着後にお振込みください。銀行振込をご希望の場合は下記口座をご利用ください。
≪ご送金方法≫
銀行振込: 三菱UFJ銀行 四谷支店 
普通口座 4360713 (株)文学座切符代金口
郵便振替: 00170-4-91348 株式会社文学座

e+(イープラス)(PC・携帯共通)

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文学座アトリエ 〒160-0016 東京都新宿区信濃町10 
※チラシに掲載されている地図にありました四谷郵便局は移転しました。ご注意ください。
TEL:0120-481034/03-3351-7265
JR中央・総武線「信濃町駅」より徒歩5分
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」より徒歩9分

  

  

文学座 03-3351-7265 ( 10:00→18:00日祝除く )
〒160-0016 東京都新宿区信濃町10